昨夜、再びYさんの家に長尾トレーナーと一緒に伺いました。
Yさんの家に到着したマイクが少しリラックスした頃に様子をみるのが目的です。
まずは先住犬のめりさんとマイクの様子です。
Yさん曰く、日頃は甘やかし気味で、ちょっとわがままなめりさんだそうですが、マイクには親切に接していたそうです。
昨夜は食事も2頭並んで一緒にさせてみました。
すると、普段はひとの分まで奪おうとするめりさんが、マイクが食べ終わるのを待っていたというのです。
長尾先生からも性格の良さを誉めていただき、マイクも嬉しそうなお顔。
そして、めりさんと一緒にマイクも散歩に行くこともできました。
昨夜最後の散歩は、めりさんとママ、Cちゃんとマイク。
4人で楽しく少し歩かれたそうです。
なんとマイクはまったく引っぱりなし。
とてもスムーズで子供でも問題ありません。
子供たちとも意気投合、昨夜遅くまでお兄ちゃんがマイクの側にいて頭をなでていたようです。
Yさんご夫婦が今回のマイクとの出逢いを決められたのは、子供たちに「命の大切さ」と「責任感」を養ってもらうためです。
しっかりと責任を持って命を守ることを学んでほしい。
食事や散歩の世話を自分たちで自主的に行うことを、昨夜の家族会議でもう一度確認し合われたそうです。
今までめりさんはどちらかというとママまかせ。
日頃からめりさんのことをかわいいと言いながらも、パパは子供たちが帰宅後、「めりさん、元気だった?ご飯食べた?」の一言もないことが気になられたよう。
愛情「ということは「気にかけることから始まる」のだということを知ってほしい。
犬と生活するには責任が伴うということを再認識してもらい、家族の結束を高めていく。
マイクから与えられたチャンスを生かし、困難に負けず、家族で戦っていかれるそうです。
マイクは年齢のために、とても良い性質を持ちながらも譲渡対象犬からはずれ、殺処分を待っていた犬です。
人の罪を償うのは人であり、人だからこそ、命を救えるのです。
そんなことを考えさせられた一日でした。
今日もがんばるマイクとYさん一家を応援してくださいね。