ステロイドのこと | 波動ライフJOY

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元助産師、量子場調整師、そして今は看護師

仰天ニュースの脱ステロイドの放映が批判を浴びていています。

(肌荒れにステロイドを使い続けていったらどうなって、ステロイドをやめたら綺麗になっていったという内容)

たまたま子ども達とみていたら。

「これ、ママと一緒じゃん」
と子ども達が言いました。

わたしは生後2週間くらいから頭やら顔の湿疹で生後3ヶ月までの写真がないほど、真っ赤でドロドロだったらしい。もちろん生後すぐからステロイド。

あるのは、病院で一番可愛い赤ちゃんだったという親バカ発言だけです!


幼少期は全身の湿疹でステロイドを使い、
全身包帯ぐるぐる巻き。
毎日毎日、どこかしら痒くてぽりぽり掻いてました。
胃腸もかなり弱かったですね。


思春期も頭や部分的に皮膚トラブルあり、
ステロイドを当たり前のように使っていました。


20代は新築マンションに住んで3ヶ月。
シックハウス症候群で全身湿疹が吹き出してステロイド。
毎日毎日痒みと戦って看護師を1年やりました。


助産師学校にいくために
引っ越して良くなり。
それからしばらく皮膚は良かったけど、
身体の内側に症状が引っ込み色々病気、手術。


何故か腎盂腎炎にもなり、
出す力が落ちたんですね。
皮膚ではなく、臓器に症状が現れていました。

手術をして
しばらく落ち着いていたなと思ったら、

出産後2年たって、子ども時代にステロイドを使っていた人に出やすい、大人のアトピーと言われる症状が顔や首に出だし。


漢方薬局に通ったりしましたが、
紹介され病院に行ってみることに。

そして
医者に説得されステロイドを使い始めました。
あれだけ漢方で頑張ってきたのに。

ほか、プロトピック軟膏まで。
「僕はステロイド使ってきたけど、こんなに綺麗になってるし大丈夫。僕のところには、遠いところからも患者さんがきています。
信じてください。」

肌は綺麗にみえるけど、
すぐに悪くなるのがわかる。
そしてプロトピック軟膏を使うと、
ずっと目の周りが痺れていて、
おかしいなと感じながら、どうしようもない状況。

その先生、治療を信じられず、病院を変えました。

そして自己判断で!
ステロイドをやめて、首のアトピーが噴出。
(良い子は真似しちゃいけません。。)
そこから謎の薬疹になり
全身から汁だらけの湿疹がでて、

顔はみるみる妖怪のようになり、
頭の汁と症状がつよくて、
明日は生きて起きられないかも知れないというくらいになり

その時のわたしが、
問題になってるテレビで放映されてた
ママと同じじゃんという、
やばい皮膚、顔でした。



全身のかゆみと、
頭から汁が流れてきて、寝るに寝られないし
頭を枕に下げられないし。

というとんでもない状況にどうにか耐えて
病院にはいかなかったのですが、


最後には、何故かこの人は病院とは言わないだろうと思う人に、病院に行きなさいと言われ。

病院に行くと、
医者から何かあったら困るからと言われ、
まだ息子が小一、死ねないわと思い。
ステロイドの内服をしましたが、
なかなか頭がよくならず、
結局、わりと多目を2週間も飲んでしまうことになり、ステロイド鬱まで体験してしまいました。

鬱って、こんな感じなんだー。
すごく怖かったのを覚えています。


その時点で、もちろんステロイドは中止しました。

その後は2ヶ月くらいであれほど酷かった首が落ち着いて。
そこからはそんなに酷いことにはなっていません。

1週間以上、耐えて耐えて全身から汁を出しまくった脱ステロイドがあったからだと思います。


今は麺類は食べられないし
季節や自律神経、食が乱れるとたまにでますが
可愛いもんです。


油の質に気をつけて、
甘いものを取りすぎず
身体から火を吹かないような
食事コントロールで何とかなるし、
必要ならば勝手に熱を出してデトックスを始めます。


脱ステロイドの映像は色々批判はあるけど、
子ども達が私の姿と重ねてみて
「ステロイドは使わない」

そう言ってくれたので
偶然だけどテレビをみて良かったのです。



まあでも、批判の通り
ステロイドは必要があってあるものだし、
助けられてもたくさんいるから全否定はしない。
でも漫然と使うのはやっぱり避けた方がよく。

もし使い続けていたとしても
脱ステロイド!と意気込んで

自己判断でステロイドを一気にやめるのは全くオススメしません。

やるならその過程を見守れる知識がある方、ホメオパスとか、
お医者さんなどのサポートがあった方がいい。


ステロイドを何とか減らすほうに向かう方法は
その人なりにきっとあるのだと思う。


使い続けると、後から後からやっぱり出そうとするのが人というもの。
(特に過敏な人はそうかと)

だから
お子さんが小さいなら
将来を見据え、ちゃんと考えた方がいい。
大丈夫だからと漫然と使い続けるものでは決してない。(皮膚の場合、他疾患の場合はまた別)

だから、わたしは子ども達の小さなうちは、
ステロイドは極力使わないと決めました。

熱もとびひも、手足口病など湿疹が出てくるものは、とにかく自然に出す。

この方針できました。


乗り切る方法、知恵、思考の転換、勇気はだいぶ必要ですが、
使っていたとしても、何かしら方法はあるものです。

ステロイドを使い続けて悩んでる方が
自分なりのちょうど良い脱ステロイドの道筋を
見つけていけたらいいなと思います。