ソファーズメンバーの「2016年の1曲・1枚」の続き!
●ちさ(Vo/Key)
去年は子育てと仕事におわれ(笑)ゆっくり音楽を楽しむというという感じではなかったのでコレ!という1曲はなく・・・
でもいつも家の中では何かしら音楽がかかっていたので、3歳の息子がThe Bandの「Weight」をきいて「この曲好きなんよねー。」とか言いはじめたり、、渋い(笑)。
そんな生活の中で改めて良いなぁと感じた曲がありました。
ブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」です。
かなり久しぶりに聞いたこの曲が去年の1曲。
「世界中にさだめられた、どんな記念日なんかより、あなたが生きている今日がどんなに素晴らしいだろう」
10代の時は自分自身にむけられた曲に感じて勇気づけられて、
20代では好きな人のことを考えながら聞いたりして、
そして今は子供のことを考えながら聞いてジーンときたり、、
40代、50代、この曲を聞いた時にどう感じるんだろう。
その時その時で受け止めかたや感じ方が変わるっていうのが音楽の良いところで、そしていつ聞いても色褪せないブルーハーツの世界とヒロトの歌声は素敵だなぁと改めて感じました。
長くなりましたが(笑)今年もマイペースに頑張りますのでよろしくお願いしまーす!
ちなみに息子の去年の1曲は「おすもうくまちゃん」だそうです(笑)
●こやま(Vo/Gt/Per)
あえて僕は思い出やエピソード抜きで、純粋に音としてハマったものを。
おそらくメンバーの中で、ひとり年々マニアックに色んな音楽を掘り下げている私ですが、2016年は改めてピアノ弾きに魅了された年でした。
色々いるけど、とりあえず2016年何度も聞いたアルバム2枚を紹介。
①
New Oleans Piano Wizard:Live/James Booker(1977)
ニューオーリンズ好きとして、この人を聞き漏らしてたなんて反省。
ソロピアノ魅力満載のライブ盤から、ソファーズでも馴染みのこのスタンダードをどうぞ。
「On The Sunny Side Of Street/James Booker」
最後のボーカル、「もう少し聞きたいなぁ」と思わせる短さがまたニクい。
②
Leon Russell/Leon Russell(1970)
去年ちょうどハマって聴いてた時期に亡くなってしまった彼。
何がすごいとかではなく、単純にバンドの音の中に挟む彼のピアノの鳴らし方がひたすら自分好み。
毛色の違う色んな曲が収録された名盤なので選ぶのは難しいけど2曲ほどどうぞ。
「Pisces Apple Lady/Leon Russell」
→イントロ・間奏のピアノはもちろん、Aメロの妙にタイトなドラムも何かツボ
→何でもない曲ではあるんやけど、力の抜けたメロのピアノまわしとダミ声といい、何ともいえん。
この人達のピアノ聴いてると「ピアノってリズム楽器やん!」と感じさせられる。
ソロでもバンドでもリズムと音色で表現の幅が広がりまくるピアノはやっぱり唯一無二の楽器だわ。
その他にも去年は、2015年の1枚、2013年の1枚にも挙げたボブ・ディランがノーベル賞をとり、ハナレグミがそのボブ・ディランの曲(自分自身もかれこれ何年も歌っている大好きな曲)をライブで歌うのを息子と一緒に見ることができ、そのハナレグミが長男と握手してくれ、その長男がその曲を気に入り、家で「とっとー歌って!」と言うようになり・・・
色んな場面で、自分が好きな音楽を小さな息子と共有できたことは大きな思い出。
音楽大好きな息子2人やから、これからそんなことが増えていくんやろうなぁ。。
それが2017年の楽しみ。