与えるとは無償の行為だ。

目上の者から授かるということだ。
この言葉に関してネットで調べてみると

与えるって上から目線ですよね。

見下してませんか。

と書き込みをみた。

一言で済まそう。

福沢諭吉の言葉にこうある。

「天は人の上に人を造らず
 人の下に人を造らず」

天は天であり、人は人である。

上も下も無いが
人間の学が貴賎を創ると思う。

学ばない者は学ぶ者に使われる。
自然の摂理だ。

猿が棒を使って果実を取り
食べることがある。

鳥が硬い木の実を上空から
落とし、割って食べることがある。

どちらも頭脳を使っている方が
学んでいる方が上にいる。

果実や木の実には頭脳は無いが
人間には頭脳を使う人と
使わない人がいる。


頭脳を使わないことは
自然の摂理に反している。

これだけ突出して脳みそが大きい
ということは使いなさいという意味だ。

ライオンは牙を使い、狩りをし
キリンは首を使い、高い木の葉を食べ
ワニは顎を使い、獲物を捕らえる。

それぞれ突出した所を使っている。

ワニが高い木の葉を食べることが
出来るだろうが向いていない。

顎の力とあの大きな口で
捕らえた方が効率、簡単のレベルを越えて自然なのだ。

自然に生きるのが人間の役目なのだ。


全ての関係に与えるというのは
自分が欲しいというよりも

相手が何を求めているかを察して
それを与えるのだ。

彼女からの連絡なら
コミュニケーションが取りたいんだなと察して
こまめに返すか、一日しっかりデートをするか。

与えるのだ。

友達からの連絡で
簿記が分からないから教えて欲しいと
言われたら教えてあげよう。

時間がなければ、スカイプ、電話など
メールで問題を添付して送ってもいい。

何かしら与えることが出来るのだ。
すると不思議な事に自分の求めていた事が与えられる。

先に与えると
後からもっと与えられるのだ。

ここでは気にしないのがポイントだと思わないことだ。

何かを与えたら
あれが欲しいなーと思ってみることだ。

と言うよりそう思うように出来ている。

見返りは求めていい。

与えたら受け取る。
これが自然であり、法則だ。

ただし!その人に口に出すのは
あまりよろしくない。

心で思うと宇宙の法則が
働き、自分のした事が返ってくるという法則がある。

相手が与えて欲しいモノを与えると
自分が欲しいと思うモノが与えられる。

とてもシンプルな法則だ。

口に出さず一度、アレが欲しいなと
思ってその思いを手放すことだ。

精神世界で思いがずっとあると
現実世界の物質が渡せないのだ。

思いを手放すとそこに空白が出来るのでスッと現実で物質が手に入るのだ。

振り子の法則で
自分の思いが右に振れている時ら
反対側に自分の物質があり

思いを手放すと振り子は左に行き
自分の元に右の物質が来るのだ。

この事を心と頭で理解すれば
全て思い通りだ。

世界は誰かの思いで出来ている。

〜与えて求めよう 求めていたものが与えられる〜