先日練習台としてインタビューを受ける機会があったんですよ。
就職もしながら役者をやってることについて色々質問いただいて
それを機に改めて振り返ってみると
衝撃的な作品、衝撃的な役者さんとの出会いがあったとかではなくて
物心つくような頃から、演劇を演劇として認識してないような頃から
たまたま演劇が他の人よりも身近に感じられるところにいただけで。
でもそれが今の今まで続けるくらいの大事なものになるって
たくさんのご縁と奇跡の連続だなって思うわけです。
もちろんそこには自分の意思があるわけだけど。
母に「就職しないと演劇なんて認めない」って言われて
「じゃあやってやるよ!」って心の中でケンカを買ったこと
係員だった頃上司に「演劇やってなきゃまだマシなのにな」って言われて
「まあ続けますけどね」って心の中で反論したこと
係長昇進の内示直後、人事課長に「係長になるんだからそろそろ考えないと」って言われて
「知らんし。そもそも係長になりたいと思ってないし」って心の中で反論したこと
…私の半分くらいは負けず嫌いでできてるんでしょうね。(ただし小心者。)
こんなはずじゃと思うことも後悔もすでにたくさんあるけど
(去年の私は妹君と一緒に暮らすなんて想像もしてなかった。でも可愛いから許す。)
それに囚われず一歩一歩前へ、一段一段上を目指していきたいな、と。
上限は設定しない。
なんてこと言い出したのも、実は本日誕生日なのでございまして。
心機一転なんてものではないのだけど、
インタビュアーの方にブログ見ましたって言っていただいて
ちょっと浮かれてたまには書こうと。
浮かれても浮かれたように見えないのは前田の性質です。ご容赦ください。
人間の致死率は100%。
それを忘れず、地続きの日常をできるだけたくさん心を動かして過ごしたいなと。
日頃お付き合いくださる皆さまに心から感謝を。
そして、よろしければ、いやできれば、いやぜひ、今後ともよろしくお願いします。