そらまめ農園のブログ

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世田谷の住宅街のかたすみで、無農薬・有機野菜を育てています。日々、虫や雑草との戦いです。
週に1~2度は畑で野菜の販売も行っています。

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 寒くなってきたので施設栽培のブルーベリーを植え替えています。植え替えや剪定は木が寝ている寒い時期に行いますが、今回は栽培用土の入れ替えが目的です。
施設内にポットを並べて、灌水装置で水分管理をしています。
施設とはいえ壁を開けているので温度は外気温と同じ、寒いです。


植え替え前はこんな感じのポットでした。
ポットの中身は土ではなくてアクアフォームという保水力のある固めのスポンジのようなものです。ポットごとに付けたチューブで定期的に水をやります。
中身はこんな感じです。
本来は水と一緒に液肥や酸性に保つための調整液を流しますが、有機栽培の方針と合わないので水しか流していませんでした。(じゃあ、なんでアクアフォームで始めたんだという話ですが、いろいろありまして割愛します。気になる方は農園で!(笑))
木の成長を考えると水だけではうまくいかないので、一応、業者の方に有機肥料とアクアフォームの相性を尋ねたところ、「大丈夫じゃないかと思う」とのことなので念のため植え替えます。
アクアフォーム、卒業します!

新たな培地はこれ!
酸性で保水力のあるピートモスと椰子を砕いたココピートを混ぜて培土に使います。
これならば露地と同じ有機肥料で効果が出ます。


では、植え替えていきます。
まずはカラカラに乾いているので、全体に水分を行き渡らせます。
時々混ぜながら、満遍なく水を回します。
気温は外と同じなので水仕事は冷たいのですが、意外と体も使うので寒さはそれほど感じませんね。
水が行き渡ったら植え替えていきます。


掘り出さないと。
アクアフォームを手で掘って、ブルーベリーの根を極力傷付けないように掘り出していきます。個体によって根張りが違うので、鉢底まで手探りで確認しました。

掘り出したら、細かい根に絡み付いたところも落としていきます。
これは昨年に植えたものなので、それほど根が回っていませんね。


新しい培土に移しました。
水分を含んだピートモスに移し替えて終了です。

とりあえず30数ポットを植え替えたところで資材が無くなったので、ひとまず終了となりました。材料が届き次第、続きをします。


そうこうしているうちに露地栽培用の苗が届いたので、これも資材が来たら植え付けします。
「待ってるよ」