田町『牡丹』で大正ロマン | 東京徒然日記

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日々の出来事やパンセを自身の備忘録的に綴っています

う~ぶるる、今日も寒いですね~。
年の瀬も迫り、昨日は無事仕事納め。
年始早々の出張に備え忙しく働いていましたが、チーン、時間です。

皆さん、コトオセ、ライヨロ!

仕事納め後、まりびが走った先は、田町にある懐石料亭『牡丹』。
創業80年の老舗料亭です。

今日は久々に大人の会食!
幼少の頃より大~変お世話になっている某広告代理店の社長ご夫妻と、
代官山でライフスタイル情報を発信するソーシャライトUさんと。

ビジネスパートナーズであるお三方の忘年会が趣旨ですが、
美味しいものを食べるならあの食いしん坊を呼ぼう!ということで、
お呼びいただいたわけです。
感激、ありがとうございますキラキラ

皆さんは、先に集まってお仕事の話をされてました。
末席にて失礼しまっす。

ささビールで乾杯し、早速いただきましょーう!

美的前菜。
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手前は、雲子豆腐。白子の豆腐。
奥は、冬の彩り。ワカサギやカブが冬らしく、ゴボウと菜の花が春の訪れを待つかのよう。
黄色いお皿が素敵でした。

キジのコンソメ!
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和出汁ではなく、お野菜出汁で取った甘いスープ。
そこにガツンとキジがつかっています。
キジの味は、味のシッカリ濃いい鶏のようです。
スープを飲むたびに体がポカポカ。これはすごい!
これこそが、猛禽類の滋味なんでしょうね。初めての体験でした。

続いて、お造り。
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社長夫妻へのスペシャル☆バージョンで、フグのお造り!
小ぶりながらも好いお味!
皮も残さずペロリんちょ。
マグロと貝のお刺身も、新鮮でじっくり味わえます。
日本酒が進む!

サワラの朴葉焼き。
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朴葉がと~っても良い香りです!
上質の海苔のような、しっとりと優しい繊維の香りがします。あちこちでいろいろ食べたけど、こちらの朴葉は本当に芳しい香りでした。

サワラも新鮮で、締まった歯応え。
魚の特徴と思ってた匂いが、実は魚臭さだったことに気づきました。
真に新鮮なお魚は、脂と旨みで味わうものと思いました。
素晴らしい。

は~い、冬至饅頭♪
社長夫人 『まるで柚子みたい』
本当です!さすが社長夫人の感性は鋭い。
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中身は、ほっくりカボチャ餡♡
海老や椎茸といったお出汁に引き出され、カボチャはモソモソせずジューシー!
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続きまして本日のメイン、松葉ガニ『清子(せいこ)』。
ご覧ください、このツヤ、テリ、太もも!?
おまけにここまで完全にほぐしていただいて...キラキラ
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わたくし、家カニは延々と殻を剥き、横に貯めておくタイプ。それで横から食われて大騒ぎするタイプ笑。ですから分かります、食べられないカニの身を剥く作業の辛さ!板前さん、アジガドウッ!!!

お味は恍惚。
5種類の部位が、それぞれの味、食感、香り、見た目で、めちゃ食べ応えがあります。
手前の茶色は卵なのですが、新鮮だから、コリコリぷちぷちと素晴らしい歯触り。
ピカイチひと皿でありました。

鶏の茶碗蒸し、蕎麦餡
こちらは料亭ならではのシルキーななめらか茶碗蒸し♡
凝り性のお婆ちゃんが作ってくれた茶碗蒸しはこんなでした。
蕎麦の香りも高く、ノスタルジック♪
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このあとは手打ちのお蕎麦をいただきましたが、美味しさのあまり写真を取り忘れしょぼん

デザートは、胡麻プリン。
むしろババロアのような濃厚♡
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牡丹さんは広々個室対応で、その造りはなんだか旅館のよう。

あ~あの襖を開けたら、布団が敷いてあるといいなぁ~お月様と切に思いました。

お土産にいただいたのは、仰天『牡丹りんご』。
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おりんごをくださった牡丹さんの社長夫人は、知的で美しく、折り目正しい老舗のサービスを楽しませてくれ、
と思いきや、モダンで機知に富んだ方らしい冗談もおっしゃる。

今年も無事に年の瀬を迎えた上に、
美味しいご飯や素敵なひととき。
皆さん、どうもありがとうございました合格合格合格


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