智書50音チャレンジ「を」
こんにちは、新藤さとえです。
*
智書50音チャレンジ!
一覧表↓↓
本日のお題は「を」です。
をかし
分類文芸
「あはれ」とともに、平安時代における文学の基本的な美的理念。「あはれ」のように対象に入り込むのではなく、対象を知的・批評的に観察し、鋭い感覚で対象をとらえることによって起こる情趣。清少納言の『枕草子(まくらのそうし)』は「をかし」の文学の代表とされる。⇒あはれ
◎Weblio古語辞典より
分類文芸
「あはれ」とともに、平安時代における文学の基本的な美的理念。「あはれ」のように対象に入り込むのではなく、対象を知的・批評的に観察し、鋭い感覚で対象をとらえることによって起こる情趣。清少納言の『枕草子(まくらのそうし)』は「をかし」の文学の代表とされる。⇒あはれ
◎Weblio古語辞典より
「をかし」「あはれ」
高校入試の古文で意味を問われることが
多いそうですね~
この違いを智書で表現してみます!
をかし•••面白い、趣がある
智書では文字は筆ペンを使い、描いていきます。
「ぺんてる太字用」を使用しますが、
これは文字を描く時に十分な太さを出すため。
そして太さ細さで強弱、柔らかさを表現してします。
はねたりはらったり、を智書はしません。
それは「想い」を込めているから。
心の中の想いを文字に込める。
想いを留める、という気持ちからです。
気持ちを丸く、心を丸く
人に優しさと安心感を与えるため
角を作らず「まーるく」描きます。
例えば「あ」の横棒
右肩上がりの文字は威圧感を与える
と言われています。
丸く丸くどこまでも
描く人、それを貰う人の心を癒す
そういう想いを込めた書が智書です。
「へ~~」って思っていただけました??
「をかし」は知的な楽しさ。
頭脳が「なるほど!ほう、これは面白い!」と判断し、心がわくわくした時に使うもの
をかし•••しみじみと趣のある
長崎の個展に行った際、
作品の数々を見ました。
どれも心を強く揺さぶられ、
感動…ふわっと温かい涙が出てきました。
智書は描いた人はもちろん
見た人の心を癒し、感動を与えてくれるんです。
「あはれ」は何か予期せぬものを見たり聞いたり、
あるいは経験した時、
あまりの思いがけなさに心が激しく動いた時に使うもの。
「をかし」
頭脳の働きと一緒に湧き起こった感動や趣
「あはれ」
自分でも思いがけず、心が勝手に動いたときの心に湧き立った感動
「をかし」と「あはれ」の違い
お伝えできてますでしょうか~~??
枕草子と源氏物語、読みたくなりました♡
参考リンク
さぁ!いよいよ明日
最後の言葉「ん」です~~♡
*
今日もありがとうございます。
筆ペン一本で心を伝える癒しの筆文字
「カンタン!楽しい!幸せ」
北九州智書道場
新藤里恵
◎里ちゃん先生プロフィール
第5回北九州智書道場
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