このパンにお肉を挟んで食べるギリシャのソウルフード
「GYROS」ですが

 

ギリシャではギロ又はギロスまたはギロピタとして親しまれています

呼び方がたくさんあります

 

イタリアなどではジロに近いよびかたもします

 

アメリカなどではジャイロと呼ばれています

 

これがまためちゃくちゃ美味しいんです

NYでは僕らがハンバーガーを食べるように生活の中に溶け込んでいます

 

もしかしたら誰もギリシャ料理だと思ってないかも…

 

なんといっても特徴はギリシャヨーグルトを使ったジャジキ(ザジキ)というディップです。

これがお肉との相性が最&高です!

 

パプリカや塩コショウ、レモンオイル、オレガノなどで一晩マリネしたお肉を使うとより美味しくできますので

ぜひ家でもやってみてください

ピタパンがない場合はコッペパンなどで代用しても面白いかもしれません♪

もうすぐ7月です

 

早いです!

 

早すぎます

 

7月といえば七夕です!

 

七夕と言えば、織姫と彦星の物語が有名ですが、ギリシャと同じく日本も星座や星空を大切な文化として語り継いできました。

 

七夕伝説は、こと座の1等星ベガが織姫にあたります。



ギリシャもまた、こと座には興味深い物語があります。

オルフェウスという青年のたて琴の音色は
それはそれは素晴らしく、
森の動物たちや木々までもが
聞き惚れてしまうほどでした。

ある日、彼が川のほとりでたて琴を弾いていると
とても美しいニンフ(妖精)エウリディケが
踊りに来ました。
オルフェウスとエウリディケは、
すぐに恋に落ち、二人は結婚。
幸せな日々は続きます。

しかし、ある日エウリディケは散歩の途中、
毒蛇を踏んでしまいます。
毒蛇はエウリディケに噛みつき、
エウリディケはあっという間に
死んでしまいました。



 
オルフェウスは立ち直ることが出来ずに
毎日を過ごしていましたが、
あの世へ行って、大王プルトーンに頼んで
エウリディケを生き返らせてもらおう!
と決断します。

あの世へ続く関所関所の番人が
彼の前に立ちはだかろうとも、
オルフェウスのたて琴の音を聞くと
皆黙って通してくれるのでした。

 

ついにあの世の大王プルトーンのところに

たどり着いたオルフェウス。

たて琴を精いっぱいの想いで奏でながら、

プルトーンに妻を生き返らせて欲しいと

頼みました。

 

固辞する大王の横で、大王后が琴の音の

あまりの悲しさに

「どうかオルフェウスの願いをきいてあげて

ください」とあふれる涙を抑えもせずに

言いました。

プルトーンは「それでは一度だけ許そう。

しかし地上に出るまで決して

妻の方を振り返ってはならぬぞ」と

言ってエウリディケをオルフェウスの

元に返しました。

 

オルフェウスはもう二度と妻の手を離すまいと

しっかりにぎりしめて、

地上へ続く険しい坂道を上っていきました。
 

 

やがてこの世の懐かしい光が差しこみ、

あと少しというところに来たとき、

オルフェウスはあまりの嬉しさに

思わず後ろを振り返ってしまいました。

 

するとその瞬間、エウリディケは

ものすごい力で元の道に吸い込まれていき、

その姿は一瞬で見えなくなったのです。


オルフェウスは全力で妻の後を追いましたが、

その姿はもうどこにもありませんでした。

 

オルフェウスは悲しみにくれ、

山や野をさまよっているところで、

酒に酔った女たちにたて琴を弾けと

言われて絡まれてしまいます。

 

弾くのを断ったオルフェウスは

その場で八つざきにされて殺されてしまいました。
 

それを見ていたゼウスはオルフェウスの琴を

拾って星空に上げ、琴座としました。


今も静かな七夕の夜には、

その悲しげな音色が星空の彼方から

聞こえてくるかもしれません。

 

 

 

 

ちなみにオルフェウスという

ロードバイクもあります

 

決してレースでは後ろは振り返らずに

ただ踏んで踏んで踏みまくれ!

という想いのこもった一台かもしれません。

 
当店自信のスイーツといえば
「自家製チーズケーキ」です!
ギリシャヨーグルトを練りこんで作るのでレアとベイクドの中間の不思議な食感です。
このチーズケーキをご要望にお応えしてホールでの販売を致します!
1日1ホール限定になりますが
ぜひお気軽にご相談ください
発送も致します

http://www.spyros.tokyo/cake.html