摂食障害カウンセラー
むちゃ食いや過食をしてしまう人のダイエットコーチ
小瀬木かずみ Ajyu（あじゅ）です。
このブログでは摂食障害を抱えている人を摂食さん、
むちゃ食いしてしまう人をむちゃ食いさんと書いています。
こちらに来て
毎日の時間の流れが緩やかで
起きて食べて遊んで笑って飲んで寝る
を繰り返しています。
最初の頃は
こんなことばかりしてていいのかな？
と不安になったりしました。
ここのところは落ち着いてます。
慣れていくのよね。
これが通常モードになったら、
日本に帰って大丈夫かな？
とかいらない心配してみたり…
どちらにしろ
やってることはそんなに変わらないんだけれど
気分的に余裕があるかないかの違い
日々何かしなくてはと焦っていると
疲れる
こちらではその疲れがない。
慣れといえば、
イギリスに来て
慣れなかったのがノーマスク
こちらでは、マスクをしている人を
ほとんど見かけません。
人混みにはあまり出ていないのだけど
ふいに、
あっマスク！！
と思ってしまう。
慣れってね。。
良い悪い関係なく
慣れというのは
あたりまえになるということ。
摂食障害の方と接していると
このあたりまえの感覚が
ズレているのを感じます。
痩せていなければ
体に悪いものは食べない
食べたら、全て吐く
これじゃなきゃ食べない
これは食べない
体重40キロ以下でないと
運動は毎日必ずする
太ったら嫌われる
太っている私は怠け者
自分には価値がない
嫌われている
痩せれば愛される
人に合わせなくてはいけない
あたりまえになると
それが通常モードになるので
他の考え方ができなくなる。
長く摂食障害の症状を持っている人は
摂食障害を持っている状態
があたりまえになる。
「摂食障害の状態」が、
あたりまえで
何もないときが
あたりまえではない状態。
摂食障害の人は変化することを
とても怖がるので
あたりまえではない状態が苦手
変えるとなると
変えたくない自分が抵抗するので
あたりまえのズレを治していく
という感覚でいると
受け入れやすいと思う。
マスクもつけ初めは違和感あったけど、
もう着けていないと落ち着かない
という人もいると思う。
反対に外していくときも
あっ忘れた！ってなることもあるけど
だんだん慣れていく
それと同じように
たまに食べたいものを味わう
とか
運動ばかりしないでたまには休む
とか
人に無理して合わるのをやめてみる
とか
ほんの少しずつ変えてみる
それに慣れなら
もう少し難度を上げてみる。
そうやって、
ゆっくり時間をかけて
ズレを治していくことが
摂食障害の症状のリバウンドを防ぐコツです。
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□摂食障害の人は食欲をコントロールできない人ではなくて、 全てをコントロールしてしまう人
□摂食障害で悩んでいる人は“なんとなく”という自分の勘を信じてみよう
□わたしが摂食障害を手放せたときの話し。そしてアルコール依存も手放した。
□摂食障害の人は本当の自分を分かってほしいのに本当の自分がバレたくない。
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