色んな思いや気持ち~甲状腺ガンになって~ | 髪の毛なくたってHAPPYに行こう!

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汎発性脱毛症で二児ママです。
家族や信頼できるごく一部の友人にカミングアウト。ウィッグをかぶってるけど基本的には楽しくやってます。脱毛症、ウィッグのこと、日々の生活のこと、家族のことなど、そのときに書きたいことを更新しています。

しこりができて

それがナニモノなのかはっきりわかるまでの

私の気持ち、考えてたこと。



甲状腺の場合、ガンでも他の臓器のガンに比べたら予後はよいのは知っていたし、
知り合いで甲状腺ガンを手術した人がいて術後の様子もちょっとだけと知っていたし、
父親がバセドウ病(甲状腺機能亢進症)だからわたしも甲状腺はなにかあるかもって思っていたし、
女性にはよくある病気だし

って思ってたので、
入院するのも手術するのもそうなったら受け入れるつもりだった。


不安とか心配な気持ちがあるとしたら、

いま母乳育児中だってこと。
入院したら生後4ヶ月の娘はどうしよう?ってのがまず頭に浮かんでものすごーく心配になった。
この時期に母子分離ってさ。

娘は
哺乳瓶での授乳は拒否なので…
それが一番の問題。

頭のことは手術室にツルツル頭で入らなきゃいけないのかーってのが嫌だけど、
病院だし、既往歴にも書いて堂々としてればいいんだし、後は医療用帽子かぶればいいし、
まぁどうにかなるかーって思い、
娘のことに比べたら心配の度合いはそこまでじゃなかった。


実は4年前、
息子を出産したあとにも産後半年で入院したことがある。
ちなみに、その当時はプレドニン飲んでたから髪があって自毛生活できてたので頭の心配はなかった。
入院した先はわたしがかつて勤務してた病棟で、
同僚だった先輩看護師さんがちょうどわたしの担当になってくれて、生後6か月の息子を手術後の夜から一緒にいさせてくれた。
産後半年くらいで手術する患者さんを仕事でみてたし、私のなかでは特別なことでもなかった。
そのときの手術は腰椎麻酔だったので、自分の意識はあるし麻酔から覚めるのも早かったので、色々な条件が うまくいって赤ちゃんと一緒に過ごせる、そういうことができた。

でも。今回はそんなふうにできる?!
たぶん無理かなー
まして今度は全身麻酔だからしばらくは赤ちゃん連れてこれないでしょ~
そもそも病棟にはそんなちっちゃな赤ちゃんを連れていけない気がする。
そこがどうなのか、医師に相談してみようとは思うけれど。

母不在中にミルクを哺乳瓶で飲めればいいけど、きっとギャン泣きだろな…
大丈夫だろうか?!
世話をしてくれる義父母に申し訳ない気持ちになった。
夫も汗を流しながら授乳させてくれるのだろう…。

パイはない、ミルク飲まないじゃ生きていけれないよ…娘さん~ショック!


そんなことを色々考えてた。


そして
治療の内容によってはこの先母乳自体があげれない可能性も出てきて…

近いうちに入院前の検査で
放射線をあびて、がんの転移がないかの検査をする予定なのですが、
それをやると被爆の恐れから、小児とは半日~1日ほど接しちゃいけない、母乳も与えてはだめ。と。

これまで母乳メインでやってきたけど色々な今後の経過によっては完全ミルクに変えなきゃいけない場合もあるかもしれない。
でも、いまは
哺乳瓶ダメでミルクものんでくれない娘。

あげようとしても泣いて泣いてどうしようもない。
わたし、夫、娘を預かってくれる夫の両親が試行錯誤してトライしてもどうにもならず泣くばかり。
母乳育児の赤ちゃんによくあるパターンなんだけど
母乳を飲むことが習慣づいてる場合、哺乳瓶の人工乳首を不快に感じたりミルクの味が苦手だったりすることがある。
わたしもいちおその道のプロなので知ってる。
ミルク飲まないなら無理矢理あげなくてもよい場合もあるけど
でも、今回の我が家みたいに本当に必要なときに飲めないのは大変すぎる。

一時的なことなら、ミルク飲まないならまぁ仕方ないね、泣き止むまでとにかく大変だけどだっこで頑張ろう!で済むかもしれないけど、
母子分離10日も経験しなきゃいけない日が確実に迫ってる我が家はなんとかしなきゃ。
切実。

母子分離に対する不安は募るけれど
娘の生きる力を信じて、飲めるようになるのを信じて毎日練習するしかない。
わたしも家族もみんなそう思ってくれてる。
背に腹は変えられない…だといいな…( ノД`)…

哺乳瓶変えたり、カップであげたり、スプーンであげたり色々やってますが成果なしです、いまのところ。

この先
なんとかなりますように…(ToT)