わたしのなかで
ちょっとした変化があります。
よい変化。
私の実家は自宅からクルマで20分。
なので良く行くのですが
家族(父、母、妹)のまえでも素頭に医療用帽子姿で過ごせるようになりました。
今更の話です。
大人になって脱毛症を再び発症してから
それまでずーっとそれができず、
母以外の家族にカミングアウトできないでいることに悶々としていて…
前は
事情を知っていた母にさえこの姿を見せたくなくて
例えば
実家で夕方以降も過ごすとき、お風呂に入っても
お風呂あがりにはウィッグはしっかりつけて現れてました。
夏はお風呂あがりのウィッグが最悪にムシムシして
お風呂でさっぱりした意味がなくなるほど。
だからできれば実家ではお風呂には入りたくないし、でも入っておかないと夜自宅に帰宅してからが子供たちの寝かしつけで慌ただしくなるし、そのままわたしも寝ちゃいたいけどお風呂がまだ…ってのが嫌だし
って自分のなかで色々あって。
そんなわけで
ウィッグになってからは実家に行ってゆっくりするのはあまり好きではありませんでした~
でも、実家の家族みんながわたしの頭のことを知ってからは
ようやく私自身が踏ん切りがついたというか開き直ったというか
気にせず帽子姿でいられるようになりました。
そしたら気持ちが一気に楽に~
いくら血が繋がっていても、家族に対して帽子姿を見せれるのが当たり前じゃない人もいますよね。
色んな事情とか関係性とかそれぞれあるわけですし。
私の場合もそれがずっとできなかったけど、
カミングアウトしたときに
あれこれ言わずに
父や妹が自然に受け入れてくれたことで
帽子姿を見せれるようになったのかな?
なんて思ったりしています。
最近は4才の息子がじーちゃんばーちゃんちに行きたいとよくいうので
夕方以降に行く頻度がアップしてますが
お風呂あがりの頭のことを気にする必要がなくなったので
長居も平気になりました。
夜の帰宅の際には帽子姿のままでクルマに乗り込み帰宅するほど~暗いし誰にも会わないので…
実家に行く頻度がアップしてからは
以前ハンドメイドしたウィッグ収納袋
入院を機に新調した人前でかぶるため用の医療用帽子
がフル活用です!