弊社の鉢植え。ローテーションを組んで日に当てています。でもブラックパールは枯れる寸前…小さな若葉が出てきているのが頼みの綱。

帽子のターンアラウンドマネージャー札幌を行く - 認定事業再生士のブログ-ipodfile.jpg


 先日、ある金融機関でお会いした方がこんな疑問をお持ちでした。

 「全国を転勤していますが、北海道で融資を断るとき、簡単に引き下がるような気がするんですがなぜでしょう?」

 北海道は、開拓で作られた土地。

 といえば聞こえはいいですが、本州を食い詰めて北海道に来た、というパターンが多いように思います。

 歴史も浅く、おカネの蓄積も十分ではない。

 失敗して倒産する会社も多い。

 経営者になるにしても、「勤め先が倒産したから」「会社作ってみるか」というようなノリで会社を始める方も多い。

 つまり…

 「自信がないのではないでしょうか」とお答えしました。

 例えば破産などの債権者集会でも怒号が飛び交うことはまれで、大抵は静かに終わります。私にはこれが

 「明日は我が身…」という自信の無さに思えてなりません。

 北海道が失敗に対して淡泊な風土であるのを感じます。もっとこだわりとプライドを持ってもいいように思います。