ホテルでは、持ってきたDVD(大好きな「スター・トレック」)を観ながらほぼ寝たきり。
ソファーにも座るが、尾てい骨から背中で寝るような状態(笑)。
ま、ある意味グウタラ生活で、なかなか気まま(笑)。
さて。気になる尿モレは、毎回トゥムさんに後ろから押さえてもらい徐々に減少。
頻繁な時は、夜間2時間置きに電話で「オシッコ・コール」で呼びつけてしまい・・・。
それでも「来たよ~」と明るく駆け付けてくれるトゥムさんっっ!!
もうホントに頭が下がる思いで、有難い事この上ない!
ベッドから出て部屋の鍵を開け、「オシッコ・コール」を入れてから自分でできるところまで準備をする。
そして我慢の地団駄を踏みながら便器の前で待機!
トゥムさんが「来たよ~」と入ってくる時には、ゴム手袋を一組持って待ち構えている。
そして、上手く押さえられた時はほぼ漏れないようになってきた、帰国4日前。
「そろそろ自分でやってみますか?」
と促してきたトゥムさんに、
「自分で出来るようになる事より、帰国までに少しでも漏れを改善しておく事を優先したい」
と、もう少し押さえてもらう方向でお願い。
それも快く受け入れてくれた。
俺の中では、「4月1日の朝出発で、31日が再検査。それを目処に自分で押さえられる練習すれば間に合うだろう」と考えていた。
ので、30日の朝イチのオシッコから、自分でやってみようという事になった。
その前の、明け方のオシッコまではトゥムさんに押さえてもらい、漏れがごく少量で済んでいるのを何度も確認できたのはかなり安心に繋がった。
3月31日、再検査の日。
8時半にヒロさんが部屋に迎えに来て、数日ぶりに部屋から出る。
ぅおっ、暑いっ!
車に乗って、5分かそこら?
ヤンヒー病院に到着。
病院内は広いので、エントランスで車イスに乗り換える。血圧と体重を計り、4階の処置室でチンの抜糸をする。
尿モレしていたドレーン穴をグイグイ絞り、体液がほぼ出ない事を確認。
しかし、新しくできた肉がプクッと出ているのでコレを切るという。
ナースが新しく処置道具を準備して、麻酔無しで切除に入る!
剃刀の刃が鈍く光るっ
ひ~っっ!
コワイっ
見れないっ
・・から、天井を見つめたまま「大丈夫、大丈夫、大丈夫、、、」とブツブツ念じながらやり過ごす。
まぁ実際、覚悟したほどには痛くなかったんだけども、スキット先生が「よく頑張った」と誉めてくれた~
で、お次にメインの抜糸。
2~3針分チクチクと切った「抜糸の下手なスキット先生」は、ナースに『切り残しとか分からなくなるから、あとはやります。』とたしなめられて(?)、次の患者の元へ去っていった。
その後5分位?ベッドで寝たまま待たされ、ようやくナースによる抜糸。
トゥムさんがチョイチョイお手伝い。
終盤に差し掛かると、トゥムさんがピンセット持って、ナースと違うところをツンツンし始めた。
「何だろう?抜糸の後をキレイにしてくれてるのかな?」と思ってたら、左の鼠径部辺りが
チクッ!!
「痛いですか?」
「うん、痛いねっ」
・・・チクッ!!チクッ
「イテ、イテテ」
「痛いですかー?(ニヤリ)」
「うん、痛い。何?カサブタか何か取ってんの?」
「毛を抜いてます♪傷が乾きやすい様に♪」
チクッ!!チクッ!!
「イテ!ねぇ、引き抜く方向がイテ!悪くない?イテ!」
「ん~?(ニコニコ)」
チクッ
チクッ!
・
・
・
右側に移るが、こちらは抜く方向と毛穴の向きが合っているのか痛みは無く、ホッ・・(笑)。
抜糸が終わるとダイエットセンターへ連れていってもらい、去年貰ったのより少し強めの薬を出してもらった。
お次は、10階の入院していたフロアへ。
久々に見るナース達にご挨拶~♪
が、残念ながらお気に入りのナースは誰もいなかったー。
ここで、付き添いがヒロさんにバトンタッチ。
ヤンヒー病院の外の屋台で買い出しをしてホテルへ帰る。
明日の朝ホテルを出発、帰国する。
トゥムさんは別の患者さんかな?
つづく・・