盲導犬の虐待記事について | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

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‘ターミ姉ちゃん’さんはじめ、
沢山の方から、
盲導犬虐待の情報について、
コメントが上がっています。


私も詳しいことは、
こちらのサイトで見ました。


http://d.hatena.ne.jp/mamimami_LA/mobile?guid=on&date=20100415


事実確認の上、
私に何ができるか、
考えてみたいと思います。


私が盲導犬に関して思うことを
少し書かせて頂きます。


盲導犬は厳しい訓練によって、
犬の本能を抑制することを

課せられています。


それは、

社会性を身に付ける躾とは
比較にならないほど厳しいものです。


仕事中は走らない…


匂いを嗅がない…


犬がいても見ない、

相手にしない…


などの行動制限から、
排泄制限まで、
徹底させられるようです。


そのストレスは、
一般の飼い犬とは
比べようもなく大きく、
リタイア後もその後遺症で
犬らしい行動をとれません。


実際、仕事中に

何かを踏んで足をケガしても、

立ち止まれないし、
病気になっても
誰かが気付いてくれるまで我慢してしまう。


以前、友人が
こんな光景を目にしました。


飛行機から降りて、
空港内の通路で歩きながら

排便している盲導犬がいたそうです。


普通の犬では、
歩きながら排便するなんて
考えられない行動です。


ずっと我慢してたんでしょうが、
とうとう限界がきて、
それでも仕事中だから
止まることができずに
してしまったんだと思う、
と犬の性質をよく知る
友人が言っていました。


ですから、もちろん、
排尿も好きな時にできないわけです。


しかし、これらは
病気に繋がることでもあるし、
病気やケガの発見も遅れます。


盲導犬は視覚障害者の方には
必要だと思われますが、
それでも命あるパートナーであって、
決して道具でもなければ
機械でもないのです。


病気にもなるし、
体調が悪い時もあります。


心身共に

非常に大きな負担を
強いられている盲導犬を、
使用者が十分にケアしきれない分、
周りの人達が
盲導犬に配慮してあげるような、
優しい社会でなくてはならないのです。


ですから、
盲導犬を管理している協会も、
使用者だけでなく盲導犬も含めて、
社会の配慮を啓蒙してほしいものです。


盲導犬は、
使用者や仕事に忠実で、
我慢強く自分の身体を
犠牲にして生きています。


盲導犬が使用者と一緒に、
長距離マラソンをした話が
美談として伝えられていると、
聞いたことがあります。


犬は元々、
長距離を走るに
耐えられない動物です。


それでも、
そんな犬の性質を無視して、
走らされる犬の心臓は、
とても高いリスクに曝されるのです。


確実に寿命を縮めてしまいます。


自分の命を犠牲にして、
人間のいうことに、
どんな無理難題でも
絶対服従で人間に尽くす盲導犬…。


そんな盲導犬の姿を、
単なる美談で終わらせてはいけないと、
私は強く思います。


ましてや、そんな盲導犬を、
故意に虐待するなど、
許されることではありません。


もしも、この沢山の
今回の情報が事実なら、
即刻保護するべく、
みんなで行動を起こすべきです!