浜松市にて猫多頭飼育崩壊SOS/アニマルホーダーという社会問題 | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ



浜松市の県営住宅団地で、

94匹もの猫を部屋に残したまま引っ越しした住人がいるそうです。


劣悪な飼育状況に置かれていたようで

保健所が預かった直後に二匹が死に、

残る92匹は県内外の動物愛護団体に引き取られたそうです。


近年、アニマルホーダーの問題をよく耳にします。


以前、実際に私の近くにもアニマルホーダーがおり
解決策を自治体と共に模索しましたが
いろいろと法的な壁に阻まれて、


結局は思うように解決できないまま
住人は猫と共にどこかへ引っ越していきました。


おそらく引っ越し先でも問題になったことと思います。


アニマルホーダーとは、

病的なアニマルコレクターのことです。


たくさんの動物を

適していない環境〈スペース、食餌、衛生状態、ケアや医療措置において〉で飼いながら、

動物にも人間にも問題があることを
自分で認識することができない

という病的な飼い主のことです。


一口にアニマルホーダーと言っても
なんパターンかあるようですが、


精神疾患であることは間違いなく、
専門家による心のケアが必要とされています。


問題なのは、動物を取り上げることができたとしても

またすぐに同じことを繰り返すという特徴があり

アニマルホーディングを二度と起こさない何かしらの規制や

アニマルホーディングをやめさせる法的措置が必要だということです。


しかし、現状はこれに対する規制も法的手段もなく

注意を促し、

あとはアニマルホーダーである飼い主が

どう対処するかに委ねられているという

動物愛護法が充分に機能しない、なんとも歯がゆい状況です。


次回の法改正を待っていられないくらい

社会問題になっているアニマルホーディング。


各都道府県での条例でなんとかできないものかといつも思います。


さて、今回の浜松市の多頭飼育崩壊も
里親さんに猫を譲渡できるくらいになるには

猫たちの心のケアが必要でしょうから
長期の時間を要すると思われます。


猫を保護されている団体への支援物資や医療費などへのご協力を
どうぞよろしくお願い致します。

http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2014041602000089.html


富士山猫を守る会
ブログURL
http://ameblo.jp/fujisan-nekowomamorukai