目的は漠然としていて
“台湾の夜景を撮りに行こう。”
何処が良いのか分からないが、動かないと何も始まらないというのを人生の実地経験で少なくともわかっていた。
なんとなく、ボクの第6感がこの駅に降りたら良いんじゃないかと呟いた。
台北101を見上げながら適当なスポットを探す。
途中で台北市内を一望できる場所が書かれた看板を発見する。
中国語で書かれていたが漢字の雰囲気から、なんとなくは理解できた。
やはり日本語と中国語は似ているなと思った。
象山という場所がある。
そこの小高い丘を登れば夜景が見れる。
しかし、なかなか登山ポイントが見つからない。
迷ったんだ。
Never say neverな性格なので、それでも歩き続けた。
だけど、何度も迷った。
何処かの宗教なのか分からないが、中にいた人はお祈りを捧げていた。
邪魔したら悪いなと思い再び思い足を引きずって歩き始めた。
続く。
マルタ共和国編
イングランド編