何かについて語るわけではないが、一つだけ教訓めいた事があった。
いや、教訓めいたものというよりかボクが無知なだけだった。
お会計の時も日本人のスタッフが対応してくれるので気が楽なのだ。
「お会計が5ドル95セントになりまーす。」
と日本語で言われても何だか違和感があるのは否めない。
それがNYCで買える!
しかもEnglish ver.のサッポロ一番味噌ラーメン!
家にはお椀がないので、そのまま鍋で食べたがやっぱり美味!
そして、この日の食材で買った玉ねぎをつかって料理をすることに。
よく人に
「料理とかするの?」
と聞かれることが多く、だいたいの解答としては
「半年間ジョリーパスタでバイトしていたので、パスタを作ります。」
「いや、茹でるだけやん!」
と関西の人に突っ込まれる。
「でも、ほとんど焼きそば作ってますね!」
「それ、炒めるだけやん!」
と連続安打で突っ込まれる。
その不名誉を挽回するためにニューヨークで料理の腕を磨く新たな目的が出来たのだ!
しかし、ここで大きな問題が発生した。
玉ねぎを切ったことがない。
本当に。
よし!こういう時は学生の時の調理実習を思い出せ!
Rememberだよ!
しかし、思い出せるのは調理実習であまりにも不甲斐ない調理さばきにより“戦力外通告”を受け、皿洗いしかしてこなかった苦すぎる思い出しかない。
「あいつら、覚えとけよ!」
この苦しみに時効という概念はなく、ただ受け入れるしかなかった。
そんな話はどうでも良くて、玉ねぎの扱い方が問題だよ。
「とりあえず、剥いてみよう。」
安易に剥き始めたのが無限輪廻。
「中身どこ?笑」
仏教の真理として“無”という考え方が根本にある。
人間には本質というものはなく、“無”であると。
実体などない。
玉ねぎと一緒で皮を剥いても中身はない。
そうか、それだ!!
ボクはなぜか仏教的思想から玉ねぎの真理を思い出した!
「適当に切って炒めたったらええねん。」
うむ、、、
美味しくは見えないwith ミニキャロット。
この後に豚肉を炒めて、焼肉のたれを絡めて、食べて、野菜が生焼けで、3時間後に腹を壊しましたとさ。
黄昏、日本編