今年のうちに成し遂げたい事は？
という質問に対し
『やっぱり、映画祭をしたいですね。誰がこんな映画観るねん！っていうB級感ある映画をただ上映するだけのイベント。あとは各々が好きな映画の好きなシーンをプレゼンするだけ。』
と答えるようにしてます。
観る力を養おう！
というわけで、あとはマニアな会話がしたいだけ。
将来の野望としては、
『誰がこんな時間に聞くねん！』
って言いたくなるような時間にラジオの帯番組を持つ事です。
ドミニカ人の血を引くアメリカ人のカルロスから摩訶不思議なノンアルコールビアーをもらった。
見た目だけでもアンニュイな雰囲気を漂わし、栓抜きを使わなくても手で開けれるほどヤワな蓋をあけた。
味の予想が全くつかないものを飲むのは少しの勇気と大掛かりな勢いが必要だ。
本当は飲みたくなかったが、カルロスが
『Try it!! Try it!!』
と言うので、仕方なく飲んでやった。
イソジンの味がした。
それでもボクは飲み続けた。
『TAKUMA.が気に入って飲んでるぞ！』
とカルロスは言ってたが、捨てるのがもったいないから飲んだだけだぞ！
勘違いするな！
他の日本人がカルピスを飲んでいた。
カルロスがそれを見て
『何を飲んでるんだ？変な色のジュースだな。』
と言ってたので、みんなから飲むように勧められたカルロスは
『嫌だ。なぜそんなにホワイトなんだ？俺は飲まない。』
と言いやがった。
人には勧めるくせに、自分が勧められたら飲まないのかよ！
ボケ！
カウントダウンの時のタイムズスクエアは凄いらしい。
この時だけで100万人の人々がかけつけると毎年日本の年明けのニュース番組で見ていた。
数多くのアーティストがショーも披露する。
それらのために人々は集まる。
一度中に入ったら出れないために紙おむつをはいてる人が多いらしい。
そこまでして見たいニューヨークの一大イベントの一つだ。
雰囲気だけでも味わおうとタイムズスクエアに向かった。
時間は１０時過ぎ。
すでに電車内ではハイの状態になった若者達が騒ぎ立てる。
ニューヨーク市警が道を封鎖し、タイムズスクエアまでの道のりは閉ざされた。
2ブロックほど先にあるタイムズスクエアのネオンの光が見える。
道端には紙くずが落ちている。
何かのイベントで紙吹雪が舞っていたのだろう。
ボクはボールドロップを見る事なくその場所から立ち去った。
紙くずと警察官と酒に酔った人々だけを見る事ができた。
それ以外のものを見る事はできなかった。
もしかしたら、見たいものなど何もなかったかもしれない。
黄昏、日本編
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台湾旅行編
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英国・イングランド留学編
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