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小便臭い地下鉄の中で三角座りをし、何かを考えていた。

悪化する中東問題、今年の大統領選、給料は上がらないが生活費が高騰する一方のニューヨーク、、、


というのは全く考えていないが、一刻も早く日本の飯を食いたいとばかり考えていた。

よく聞かれる質問に


「日本に帰ったら何を食べたいか?」


という盛り上がりそうで、あまり盛り上がらないテーマ。
大体においてこういった質問の根本には「わかる!わかる!」といったみんなで気持ちを共有したいと裏テーマが描かれている。

正直、日本で食べる食物は何でも美味しいのだ(しかも、安い)
たいして美味しくもないカツ丼に17ドルも払ったりするマンハッタンのレストランには嫌気がさす。





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ボク達は再び蟹を食べに行った(チャイナタウン)
週末に食べに行ったの悪く、1時間待ちと告げられた。
それまでの時間は適当なチャイニーズレストランでワインと小籠包(これが劇的に美味しくなかった)を頂いた。


飯を食うのにチャイナタウンは美味しくてコストパフォーマンスにも優れているが、たまにはハズレもあるんだなーと学習した。
ここでは蟹を食べた感想を書くつもりないので(面倒くさいし)前回行ったブログ観て




それにしても中国人は本当によく働く。
ニューヨークは本当にメキシカンとチャイニーズなよって支えられているとかなり実感できる。
それらの労働力を白人がすべて摂取しているのも実感できる。
会議という名のランチで3時間は費やす。
週に20時間以上も働いてないくせに、年収は1000万円はある。
アメリカの富の97%がアメリカの上位20%の富裕層に独占されている。
アメリカ人と日本人の平均年収はほぼ同額だが、アメリカの平均年収は貧富の差が激しすぎてあてにならない。

中流階級の人たちは貧困層に落ちていく一方で、国の仕事である年金や国民健康保険は民営に任せている。
そんな年金制度はほとんど破綻し、国民健康保険は高騰する一方  (ボクの知り合いの美容師は夫婦で1ヶ月で13万円!子供の学費は1ヶ月で14万円!安いところは黒人しかいないのだ!) でアメリカ市民は困窮にあえでいる。

そんなアメリカを支える将来の若者達は学力の低下により、今アメリカの一流大学に在籍する生徒はほとんどがアジア系で白人のインテリ層は減る一方。

クリントン時代は五千億あった財政黒字もブッシュ政権で十兆円の赤字に転落。

オバマ政権では共和党の猛反発でなかなか改革が進まなかった。


世界の中心は2030年までにアジアにシフトチェンジすると、アメリカのインテリ白人が言うから間違いないのであろう。


そんな事を帰りの電車で考えていた。
この国本当に未来があるのかね?

アメリカンドリームはもうここには無いのかね?