ニューヨークでの生活で驚くことは沢山あるが、その中での特殊な出来事として"管理人が部屋に勝手に入る"というのがある。

なんで?っと思うかもしれないが、防犯や火事対策のために管理人が勝手に部屋をチェックするのだ。

ボクのアパートの管理人は良い人なのでお金を盗まれることはないけども、日本的な感覚なら考えられない価値観だ。
良く言うと守られてるということになる。

そういえば、2ヶ月前に家に特大のソファが届いた。
社長が新家に引っ越す際に貰った良い皮のソファだ。
そのソファの輸送を引っ越し屋のメキシカンが運んでくれた。
ボクは仕事だったので鍵だけを渡して搬入してもらった。

家に帰ると、勝手にトイレを使用されていた。
そこまでは良い。

ただ、トイレの水を流されていなかった。

流せよっ!笑








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ボクは朝シャワーを浴びる。
ある日、シャワーを浴びてるとお湯が急に冷たくなった。

冷水だ。

バスルームの電気もつかない。


なぜだ?


まともに金を払ってないから、ついに止まってしまったのか?



昨晩は4月にもかかわらず最低気温はマイナスで、この日もその寒さを引きずっていた。


そういえばマルタでも同じことがあった。

寒さに凍えながら、冷水を浴びたあの日だ。

しかし、ニューヨークの寒さは別次元だ。

ボクは出家した僧侶の気持ちで荒業を迎え入れた。



寒くて乳首が1センチ伸びた。
よだれが垂れた。
足がつった。




奇声を発しながら物凄い速さで身体を拭き、服を着て、部屋を出た。

部屋の外は真っ暗だった。
おまけにエレベーターも使えない。


どうやら、このアパートが全体的に電気が止まっていた。


30分後、ようやく電気が使えるようになった。


何のイベントだったのだろう?


ニューヨークはまだまだ分からないことが多い。


だから、おもしろい。






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