永遠に語り継がれるテーマというのは、どうしたら異性(もしくは同性)にモテるかということだ。
「そんなの簡単だよ!外見を磨けば良いんだよ!」
という案もあるが、ダイヤモンドは磨けば光るが、炭素は磨いても炭素である。
ここで話すことは内面的なモテであり、外見的なモテは適当なファッション雑誌でも勉強してくれたら良い。
spy shopという謎のお店の隣にある焼き鳥屋でご飯を食べる。
ここでボクは女性陣に
"なぜ渡辺 託麻はもてないのか?"
という議題があがった。
というよりも、そもそもボクはモテにいこうと思っていないのでこの話はまともに聞く必要はなかった。
だが、ここで語られるダメ出しはボクの心のこめかみを銃で撃ち抜かれた。
女の子に金出させる
レストランで食べ物のオーダーをさせる
女の子の気持ちわかってない
人によって対応変える
気が利かない
etc...
そんな事を小一時間ほど説教をくらい、ボクは目眩がした。
人は思っている以上に見られているものであり、思っている以上に見て欲しいところは見ていないのである。
なので、素の自分をさらけ出すがあまりにボクに対する評価は低いのである。
それでもMy Wayを突き進む。
勝手に記念撮影する。
これじゃジェームズ・ボンドやイーサン・ハント、ジェイソン・ボーンみたいな人にはなれないなと思った。
特大のプロジェクターでゲームをする人達。
日本に帰ったら絶対にプロジェクター買って、映画を見ようと誓ったのである。
だが、ここはアメリカなので日本と違い天井が高くて広いからこそ出来るのであろう。
酔っぱらいなボクは手に持っていたサングリア(赤ワイン)を地面に落とし、怒られた。
隣に座っていた女の子は白のデニムをはいていて、少しの量がかかってしまった。
ここでも、怒られた。
酔った勢いでセクハラをしようと思い
「セクハラミサイル!」
と言って胸に飛び込もうと発車したが、殴られた。
また、怒られた。
帰りの電車でゴシップガールのような世界観をまとったヤングピープル達を目撃した。
みんなドレスで着飾っていて、特別な夜だったんだなと考えていた。
酔っ払いの女の子はヒールを両手に持ち、裸足で電車に乗り込んできた。
電車の行き先はスタンフォード(コネチカット州)で金持ちの集まりかなと推測した。
またこの話は次の機会に。