こういう季節はどうも暇を持て余す。
夏でも冬でもない、秋。
窓を開けると涼しい風が部屋の中に吹き渡る。
センチメンタルな気分になる。
だけど、感傷に浸るほど人生を謳歌してるわけでもなく、さざ波のような人生を爆進中なのである。

そんな矢先に、今まで興味すらもっていなかった韓国に行った。
自分の気持ちがボルテージは最高潮なわけでもなく、ニトリに家具を買いに行く気分でソウルに到着した。







道に迷いながらもなんとか本日の宿にたどり着いた。
16人1部屋2600円。
これまでの一泊600円の宿に比べると相対的に破格の高さに感じるが、フツーに安いのである。







少し疲れ気味のKpop被れの人と修学旅行のカメラマン。
四階にあるフロントまでエレベーターで向かう。








フロントは小洒落てある。
これまでのゲストハウスとは違う清潔感を感じる。
タイの宿みたいに白人の女性が上半身裸でウロつくわけでもなく、ベトナムの宿みたいにトイレにトイレ紙がないわけでもない。











そう、シンプルに小洒落たところだったのだ。






犬もいる。
ボクみたいな路地裏みたいな生活を送ってるものに、"清潔・ 洒落たインテリア ・ペット"という三大要素が揃ってるところには無縁なのである。


落ち着かない。



宿の前に乾いた犬のフンがあるぐらいが、落ち着いて寝れる。




それは、言い過ぎか。








景福宮に行った。
チマチョゴリを着た女性達が沢山いた。







東アジアの建造物には実は興味がない。
それぞれ背負ってきた歴史があるのは分かるのだが、どうも同じ作りにしか見えないのである。


だけど、よく見るとディテールが違うのが何となく分かる。
何となくしか違いがわからないので直ぐに飽きた。
直ぐに飽きたので飯を食いに行くことにした。