子供の6人に1人は貧困で苦しんでいる  | 3人の個性豊かな子供達と愉快な旦那と暮らす~笑いアリ涙アリ愚痴アリ!?何でもアリのブログ(笑)

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この前放送された日テレのニュース『ZERO』の特集を見てこの事を知りました。


シングルマザー(またはファザー)の家庭が20年前よりかなり多くなったのも理由の1つのようです。



『ZERO』で紹介された方はシングルマザーで小学6年生の女の子がいる家庭です。

国から手当ては多少出ていますが、家賃・光熱費・税金・借金の返済を差し引いたら手元に2万円しか残らないそうです。
その2万円を食費や日用品に使います。
子供に栄養バランスのよい食事を作ってあげたくても、お金がないので出来ません。
取材の日の夕食は玉子が1つ乗っかったうどんだけでした。
ご飯を食べる時もあるようですが、安価のうどんが主食の方が多いようです。
電気代の節約で夕食時は電気を消してキャンドルの灯りで食事をとります。

6年生の娘さんは、4年前から不登校で学校には行っていないそうです。
2年生の時に、クラスの皆が可愛いキャラクターの物を持っていたのに自分だけ持っていなかったので、友達にからかわれた事が不登校になった原因のようです。
その娘さんは4月から中学生、母親に金銭面で迷惑をかけないように私立中学を特待生で合格出来るように受験勉強を頑張っているそうです。







もう1人もやはりシングルマザーで、5人の子供がいる家庭です。

上の子は中学生の男の子です。
母親は朝から夕方のパートと、夜から深夜にかけてのパートを掛け持ちでしています。
夕食が作れない時などは近くに住む母親に来てもらい作ってもらうそうです。
母親が掛け持ちでパートしても、子供が5人もいるので食費・学費(給食費や教材費)等がかかる為、かなり苦しいそうです。

中学生の男の子がインタビューで「お母さんが家にいないので寂しい。お母さんと兄弟みんなで遊びに行ってみたい。」と言っていました。



子供達と遊びたくても働かなければ家計は苦しくなるのでパートを掛け持って仕事する母親…

お母さんと一緒にいたくても自分達の為に朝から晩まで働いてくれてるから我慢する子供達…



見ていて切なくなりました。






場所によってはNPO団体から定期的に救援物資が配られる地域もあるようです。

米や乾麺、調味料や缶詰め、お菓子、小さいお子さんがいる家庭には紙オムツ等、家族構成によって中身を替えているようです。



物資は寄付金や業者の提供品で賄っていますが、年々件数が増えている為、「国が貧困層に何らかの対策をとってもらわないとこのままだとNPO団体だけでは賄えない。」とNPO団体の方が言っていました。


NPO団体に申請しないと配給されないので、きっとその地域にももっと沢山『隠れ貧困層』がいると思います。













私は小学2年生の長女がいるのですが、入学する時渡された資料に、『学用品はキャラクターものは控えてシンプルな物を持たせて下さい。』と記載されていました。

懇談会の時にも改めて担任の先生から「学用品はシンプルな物を持たせて下さい。あと勉強に必要ない物は絶対に持たせないで下さい。ランドセルにキーホルダー等は付けないで下さい。」と言われました。


私はシンプルな物ばかりじゃ個性がないし、キーホルダーくらいだったらランドセルに付けてもいいのではないかと思っていましたが、この特集を見て学校側の真意がわかりました。



『学用品をシンプルな物に統一する事で貧富の差を出さないようにして、つまらないイジメを未然に防ぐ。』



そういった狙いがあって学校側が厳しく規制しているようです。






小学生の子供達(特に低学年)は悪気がなくても素直に相手に言葉をぶつけます。


「親に言って買って貰えばいいじゃん。言っても買ってくれないの?へぇ~お前んち貧乏なんだな。」

こういう風にストレートに言ってしまうんです。
そんな事を言われたら大の大人でも傷つきますよね。
でも子供達は素直だから回りくどい言い方もしないし、お世辞なんて言いません。







長女の小学校では年に2回『お弁当の日』があります。

食育に力を入れている学校でパンやデザート以外は校内に設置してある給食室で作ります。各県の郷土料理や、珍しい食材が使われたりしますので、子供達もいい勉強になっていると思います。
(↑少し話が脱線しました。)



『お弁当の日』は張り切って朝早く起きて(凄い人だと前日から仕込む人もいます。)キャラ弁を作ったりする人がかなりいます。


この前私はジバニャンのキャラ弁を作りましたが、帰宅後長女が友達のお弁当について話してくれました。

「○○君のお弁当はメラメライオンとウイスパーだったよ。すごくかわいかった。●●ちゃんのお弁当はコマジロウだったよ。」

今子供達に大流行の『妖怪ウォッチ』のキャラ弁が多かったようです。





「△△ちゃんはおにぎりが2こだけだったよ。」
と最後に長女が言っていました。


「そのこと他の人に言いふらしちゃダメだよ。きっと△△ちゃんママ朝寝坊しちゃっておかずとか作れなかったんじゃないかなぁ~。」と長女には言いました。


長女は普段からクラスの人の悪口は言わないんですが、念のため忠告しました。


△△ちゃんのママとは1回くらいしか話した事はないのですが、どうやらバツイチ同士の子連れ婚で子供が4人いるそうです。
うち3人が小学生で1人が幼稚園に通っているそうです。(知りたくもない情報もママ友から伝わってくるので知ってます。)
子供4人って結構お金かかりますよね…。




お金がなくてそれしか作れなかったのか、時間がなくてなのかはわかりませんが
周りのお友達がキャラ弁なのに、自分だけおかずも無くておにぎり2こだけって…
かわいそうだなと思ってしまいました…。



『お弁当の日』は給食回数を全学年で統一する為の行事なので、廃止には出来ないようです。


学校側もいろいろな面で貧富の差が出ないように心がけてくれていますが、この行事だけは手が出せないようです。