中学生を雇ってくれるなんて良い会社だな。

しかし中学生では経験不足で、いざというときに逃げないんだろうな。

危険性が認識が甘すぎる。

残念だね。




<14歳死亡事故>中学生雇用「学校も把握」…群馬の会社
毎日新聞 8月9日(木)21時4分配信


事故があった桐生市立黒保根中の体育館=群馬県桐生市の市立黒保根中で2012年8月7日、角田直哉撮影


 群馬県桐生市の工事現場で、栃木県足利市立西中3年、石井誠人さん(14)が死亡した事故で、石井さんをアルバイトとして雇っていた群馬県太田市内の建設会社社長(45)が9日、取材に応じた。

社長は「約8年前から足利市内などの中学生約20人を雇った

約5000円の日当を払い、学校や保護者も把握していたはず」と話し、学校側も工事現場のアルバイトを容認していたと説明した。


 社長によると、石井さんの両親と校長や担任が今年5月、同社を訪れ「面倒を見てほしい」と要請を受けたという。

しかし同校は他の生徒のアルバイトについて同社を訪問したことは認めているが、石井さんについては訪問前だったといい、認識が食い違っている。

足利市教委は同校から他生徒がアルバイトをしているとの報告を受け、了承していた。


 社長は同校卒業生。約8年前から、足利市内の4中学のほか太田、桐生市の中学から不登校などの生徒を受け入れていた

生徒たちは空き缶やペットボトルの仕分けなどの仕事が中心だったが、工事現場に派遣されることもあったという。


 社長は「管理不足で1人の命を失ったことは申し訳なく思う」と謝罪した。

石井さんが解体作業を行っていたことについては「人繰りは部下に任せていて、どこの現場にいるのか事故が起きるまで分からなかった」と話した。【角田直哉】


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最終更新:8月9日(木)22時57分




桐生の工事現場事故:バイトの14歳、下敷き死 改修工事中に壁崩れ /群馬
毎日新聞 2012年08月08日 地方版


 桐生市黒保根町水沼の市立黒保根中で6日、改修工事中の体育館の壁の一部が崩れ下敷きになった建設会社のアルバイトで栃木県足利市五十部町、同市立西中3年、石井誠人さん(14)が7日朝、搬送先の病院で死亡した。


 県警によると、石井さんは6日朝から5人で体育館の壁の撤去を行い、当時はがれきを屋外に運んでいた。

石井さんは太田市の建設会社で6月ごろから、週末を中心にアルバイトとして勤務。

6日は別の業者が工事を受注していたが作業員が足りずに急きょ派遣されたという。


 労働基準法は15歳未満の雇用を原則禁止しており、桐生労働基準監督署は7日、同法違反の疑いがあるとみて現場の立ち入り調査を始めた。【角田直哉】=一部地域既報


 ◇石井さんの中学教頭「職業体験と認識」 別の2生徒も従事


 石井さんが通っていた栃木県足利市立西中学校によると、石井さんが建設業者で働いていることは、7月下旬の保護者との三者面談で把握。

その際に、石井さんが「7月の少し前から土曜だけアルミ缶とスチール缶を分ける仕事をしていた。

これからも続けたい」と話し、卒業後の進路も就職を希望していたという

板橋文夫教頭(55)は仕事について「職場体験という認識で、アルバイトとは思っていなかった」と話した。


 また、同じ建設業者で同校の別の男子生徒2人が働いていたという。

1人は08年、もう1人は今年5月下旬からで、同校は「とても残念。職場体験についてもなくす方向で検討したい」としている。


 また、小学校のころから仲が良かった同中3年の男子生徒(15)らによると、石井さんは両親と兄の4人家族。

陸上部に所属し、走り幅跳びが得意だった。よくしゃべり、周りを笑わせる明るい性格だったという。

「疲れる仕事をしている」などと話していたといい、6月以降、月曜は午前を休んで午後から登校することが増えたという。

男子生徒は「突然で信じられない」と話し、別の男子生徒(15)も「いなくなると寂しくなる」と肩を落とした。【松本晃】




アルバイト事故:重体の中3死亡…作業中に下敷き 群馬
毎日新聞 2012年08月07日 12時08分(最終更新 08月07日 12時55分)


 群馬県桐生市の中学校の改修工事現場で、アルバイトとして作業中に崩れた壁の下敷きになり、重体だった栃木県足利市立西中3年、石井誠人さん(14)=同市五十部(よべ)町=は7日朝、全身を強く打ち搬送先の病院で死亡した。


 労働基準法は15歳未満の雇用を原則禁止しており、桐生労働基準監督署は同日、同法違反の疑いがあるとみて現場の立ち入り調査を始めた。


 群馬県警によると、石井さんは6日朝から5人で体育館の壁の撤去を行い、当時はがれきを屋外に運んでいた。

石井さんは6月ごろから、週末を中心に同県太田市の建設会社でアルバイトをしていたという。【角田直哉】




事故:アルバイトの中学生 壁の下敷きになり重体 群馬
毎日新聞 2012年08月06日 23時28分(最終更新 08月07日 02時26分)


 6日午後2時40分ごろ、群馬県桐生市黒保根町水沼の市立黒保根中学校で、耐震改修工事中の体育館の壁の一部が崩れ、建設業者のアルバイトとして作業していた栃木県足利市五十部町、同市立西中3年、石井誠人さん(14)が下敷きになった。

石井さんは全身打撲で意識不明の重体。


 群馬県警桐生署によると、石井さんは他の作業員4人と朝から体育館の壁の撤去作業を行い、事故当時はがれきを外に運んでいた。


 同署によると、石井さんは6月ごろから同県太田市の建設会社で主に土曜日に、アルバイトとして働いていた。

工事は別の業者が受注したが、6日は作業員が足りず、急きょ現場に派遣されたという。労働基準法は15歳未満の雇用を原則禁止しており、同署は石井さんの雇用状態などについても捜査する方針。【塩田彩】