茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。

茂木敦子のヨガ遍歴シリーズパート5です。
パート1(ヨガとの出会い)はこちら。
パート2(色とりどりの流派)はこちら。
パート3(ニーマル先生との出会い)はこちら。
パート4(修業時代前期)はこちら。

ヨガを学ぶための「費用」と「時間」の問題をクリアして、晴れてニーマルヨガの指導者養成講座を受講し始めた頃。
ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ:茨城県牛久市-修業時代

平日は会社でデスクワークをして、週末は朝から講義やクラスに通う日々を2年間過ごしました。
途中から講座の開始時間が朝7時になったため、茨城の実家に住んでいた私は、始発の常磐線に乗り、講座に通いました^^;

夏は涼しくて爽やかでよかったのですが、冬は朝起きても真っ暗で寒くて、白金台のスタジオに向かうだけでもけっこう大変でした。

けれど、日の出がたっぷりと降り注いだスタジオに一歩足を踏み入れると、こころもカラダも一気にリフレッシュして、頭も冴えました。

電車の時間の関係で、スタジオに1番乗りすることがよくあったのですが、ニーマル先生が部屋のなかに飾られた仏像に線香をあげたり、黙々とお祈りしている姿を見られることがあって、異国にいるような独特の雰囲気を味わうことも、週末の楽しみのひとつでした。

講座は2時間構成で、1時間座学で残り1時間はヨガクラスでした。
座学のなかで、解剖学(からだの仕組み)やアーユルヴェーダ(自然療法、インドの伝統医学)、ヨガ哲学など、様々なジャンルを満遍なく、じっくり教えてもらいました。

座学に使われる資料は全て英語でしたが、ニーマル先生の解説は、ほとんど日本語でした。
たまに、講義がヒートアップすると早口の英語になってしまうこともありました^^;

英語はからっきし苦手ですが、わからないからこそニーマル先生の目の前に座り、先生の声や先生の瞳をじーっと見つめて、
先生が伝えようとしているメッセージを吸収しようとしていました。

やってできないことはありません^^

そして、当時習ったことはほぼ全て、インターネットで検索して得られる知識ではないことがわかりました。

太古の昔から伝わる、いのちの全て。
その膨大な情報の濃密なエッセンスを、2年という時間をかけてじっくり染み込ませてくださったのだなと感じています。

アーユルヴェーダに関する講義は、実験を兼ねた面白い体験でした^^
ヒトのカラダは「土・水・火・空気・エーテル体」の5つの要素で構成されているという考えのもと、これらの要素のバランスを整えていくのです。

たとえば、「土」の要素のトリートメントでは「泥パック」をしました。

「水」のトリートメントはけっこう強烈で、腸洗浄や食塩水を飲んで吐くなどのトリートメントがありました。

「エーテル体」のトリートメントで、1週間断食をしたことがあったのですが、これはもっとも強烈でした。
1日1個りんごを食べて、あとは水を沢山飲むという方法だったのですが、3日目まではカラダがだるくて、体温も下がって大変でしたが、4日目以降から不思議と頭が冴えて、どんどん元気になっていくのを感じました。
断食を終えると、この上ない快感があり、カラダがふにゃふにゃに柔らかくなっていったのを、今でも覚えています。

(断食はリスクが高いので、信頼の置ける専門家の指導のもと、行ってくださいね^^)

講座のあとに、都内のシェアハウスでヨガクラスをやることもありました。
ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ:茨城県牛久市-恵比寿ヨガ

天気のいい日は屋上で外ヨガをしたり。
学んだことをすぐに実践できて、とてもありがたかったです。

はじめは要領が掴めなくて、自分の好きなヨガの先生の話し方やリードの仕方を真似していました。
その好きな先生を演じきると、少しずつ心にゆとりが出来て、楽しめるようになってきました。

次第に、自分なりに工夫できるようにもなってきてきました。
自分の言葉でヨガを伝えることで、更に理解が深まったように思います。


指導者養成講座の2年間は、ヨガで頭がいっぱいでした。
仕事中も、デートをしていても、ごはんを食べていても、お風呂に入っていてもずーっと、夜眠りに落ちるその瞬間までヨガのことばかり考えていました^^;
講座以外にも面白そうなワークショップがあれば行ってみて、少しでも気になった本は全て買いそろえました。

短いようで長かった指導者養成講座は、それほどに私の知的好奇心を満たしてくれる貴重な時間でした。

講座で学んだことは、ほぼ全て吸収できた!と感じていましたが・・・
唯一どうしても理解できない、苦手なものがありました。

「エーテル体」のトリートメントのひとつである、瞑想です。

ニーマル先生には、「サマタ瞑想」という瞑想法を教わりました。
静かに座り、まずは心を落ち着かせて、「ろうそくの光」などのイメージを作り、そのイメージに意識を集中させる瞑想法です。

まず心が落ち着かなかったし、目を閉じると沢山のノイズが走って、すぐに混乱しました。

それでも、頑固に何度もトライするのですが、やっぱり上手くいかず。。。

私自身、元々「エーテル体」と「空気」の要素が乱れやすい体質のため、瞑想のコツを少しでも掴みたかったのですが、講座を修了した時点では、それは叶いませんでした。


そうこうしているうちに、ニーマル先生から「来年ニーマルヨガの横浜スタジオができるからインストラクターとして働きませんか」とお誘いいただいて、それまで勤めていた会社を退職し、横浜へ引越し、ヨガインストラクターとしての生活がはじまりました。



【茨城県牛久市栄町3-6 聖ビル3F:スンニャターヨガスタジオ】つくば市、竜ヶ崎市、土浦市、下妻市、つくばみらい市、稲敷市、阿見町からも生徒さんがいらしています。
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