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茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。

茂木敦子のヨガ遍歴シリーズパート6です。
パート1(ヨガとの出会い)はこちら。
パート2(色とりどりの流派)はこちら。
パート3(ニーマル先生との出会い)はこちら。
パート4(修業時代前期)はこちら。
パート5(修業時代中期)はこちら。

2年間に及ぶ指導者養成講座を終え、横浜での新生活が始まりました。
2011年1月のことです。

当時勤務していたスタジオは、山下公園にほど近い、一年中爽やかな場所でした。
ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ:茨城県牛久市-スタジオのようす

ヨガスタジオでは、初心者向けのヨガクラスや、ヨギックマッサージというアーユルヴェーダのトリートメントの施術を担当していました。

スタジオでの仕事は週に3日程度だったので、他の日はアルバイトをしました。
昼間はイタリアンレストランでホールスタッフの仕事をして、夜間は横浜にある温浴施設のなかに併設している整体マッサージ店で施術の仕事の掛け持ち。

家から職場までは、自転車に乗って行き来して、みなとみらいの美しい景色や季節の移ろいに毎日ウキウキしていたのを覚えています。

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横浜での生活に慣れ始めた矢先、突然大きな地震にあいました。
2011年3月11日。

私はちょうど昼間のアルバイトを終え、夕方からのバイトの入り時間まで時間を潰す為に石川町駅のドトールで休憩していました。
そこは高架橋の下にあるお店で、尋常ではない大きな揺れに混乱し、震える足をどうにか動かしながら、店外へ出て行きました。

その日からしばらく電車が止まり、マッサージ店とヨガスタジオの仕事がストップしました。

実家も心配でしたが、電車が止まり帰ることはできませんでした。
毎日とても暇で、レストランの仕事を無理矢理入れてもらっていました。

常連さんは、何事もなかったかのようにいつものランチプレートをむしゃむしゃ食べていました。
空は黄土色で、余震のたびに怖くなったので、レストランの仕事があってほんとうに助けられました^^;

5月に入ると、被災地へヨガのボランティアに行きました。
ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ:茨城県牛久市-宮城ヨガ

かんたんなヨガのクラスや、空いた時間にヨギックマッサージをしてまわりました。
ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ:茨城県牛久市-宮城マッサージ

当時はまだまだ寒かったので、カラダの痛みやこころのケアができればとボランティアに望みましたが、
元気をもらったり励まされたのはむしろ私のほうでした。


この頃から、「手ぶらで、いつでもどこでもだれでも、こころのケアを楽しくできるプログラム」を意識するようになりました。

宮城でヨガクラスをしていたときに、ふと気づいたのです。
「人って、何かを失ったとしても、いつでも元気になれるんだ。」

「元気の根源は、カラダのなかに絶えることなく存在し続けているんだ」

そう感じる瞬間が何度もありました。

結局、被災地をまわるための資金や時間が乏しく、ボランティアは2回しかできませんしたが、とても貴重なことを学べました。

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その後は毎日アルバイトとヨガの仕事に追われる生活へと戻っていきました。

その忙しい生活に辟易としてきて、カラダの調子が悪くなってきたころ、ヨガスタジオの先輩が相模原にある美しい村へ連れて行ってくれました。
ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ:茨城県牛久市-藤野3

静かな水場で裸足になると、自然とこころがほどけて、それまでのストレスから解放されていきました。
ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ:茨城県牛久市-藤野4

スタジオの先輩には、相談に乗ってもらったり、色々教わって、いつもお世話になりました^^
ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ:茨城県牛久市-ヨガフェスにて

実際にヨガの仕事を本気ではじめてみて感じたのは、「ヨガの仕事って、なかなか上手くいかないものだな^^;」ということでした。

生徒さんをイチから集めることの難しさ。
スタジオの認知度を上げること。
リピーターさんとのやりとり。
「好き」だけでは成り立たない世界。

意識はどんどんヨガから離れて行って、次第に「ヨガの仕事やりたい!」と奮起していた頃の自分を見失っていきました。
自分がこころから望んだ世界のはずなのに、生活がとても窮屈で、情けなくてよく泣いていました。

横浜に引っ越してきて1年弱経った頃、「アニカ」というヒーリングを知りました。
アニカが一体何なのか、説明されてもよくわからなかったし、ヒーリングなどは今まで一度も受けたことがありませんでしたが、どういうわけかとても心惹かれて、施術を受けに行きました。

そのときの体験談が、こちら
(こちらもけっこうな長文です^^;お時間に余裕があるときに・・・)

このアニカの施術を期に、時間の流れはガラっと変わって行きました。

アニカを受けたあと、熱海へヴィパッサナー瞑想の合宿へ行きました。
その時の体験談が、こちら
(こちらも、べらぼうに長文です^^;お時間に余裕があるときに・・・)

結果的に、この2つの大きな経験が「手ぶらで、いつでもどこでもだれでも、こころのケアを楽しくできるプログラム」を構築する助けになり、自分がほんとうにやりたいことがきちんとわかりました。


瞑想合宿の期間中に、ヨガスタジオが翌年の1月に閉店することが決まりました。
はじめは少し混乱しましたが、「自分がほんとうにやりたいことをする」大きな転機となりました。

「手ぶらで、いつでもどこでもだれでも、こころのケアを楽しくできるプログラム」
それがスンニャターヨガです。
(スンニャターヨガが誕生するまでの裏話はこちら。)

こうして、私は修業時代に幕を下ろしました。

【茨城県牛久市栄町3-6 聖ビル3F:スンニャターヨガスタジオ】つくば市、竜ヶ崎市、土浦市、下妻市、つくばみらい市、稲敷市、阿見町からも生徒さんがいらしています。
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