今日は布ナプキンから少し離れて、洗剤のお話を。


どれだけズボラな主婦といえども、毎日の食器洗いと洗濯は、逃れられないですよね。

部屋が散らかっていても、うす汚れていても、ちょっと我慢すればなんとか生活できます。

でも食器は洗わないと、次に料理ができないし食事もできない。
洗濯をしなかったら、着る服がなくなっちゃう。

だからこの2つに使う洗剤は、それだけ頻繁に手にしているということです。

ということで、その2つのうちの食器用洗剤について考えてみます。


食器用の洗剤、どういうのを使われてますか?
スーパーやドラッグストアで売られている、CMでよく見るやつ?

そういう洗剤が我が家からなくなって久しいので、ドラッグストアに偵察に行ってきました。
各社からいろんな種類が出てるんだと思ってたんですが、売り場を見る限り、2トップが争ってる感じですね。知らなかった~。


ひとつは、今田さんが突撃訪問で、グラタン皿のこびりつきをべろ~んとはがすCMのやつ。


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ひっくり返してみると、「界面活性剤 33%」。

この表示よく見るけれど、今まで意味が分かっていませんでした。

いろんなものをひっくり返して、つい成分表示を見てしまう癖があるんですが、化粧品でも食品でも●%って書かれているものは見たことがないです。

そこで「お客様相談室」に電話して聞いてみました。
この洗剤の容量の33%が、界面活性剤、ということなんだそうです。
あたりまえといえばあたりまえなんですが。

この洗剤、200ml入りなので、33%つまり66mlが、界面活性剤なんですね。


ちなみに、洗濯用の洗剤には、アルカリ剤や分散剤、ph調整剤などの、「助剤」と呼ばれるものが入っていて洗浄力を高めるんですが、食器用洗剤の洗浄成分は、ほぼ界面活性剤だけです。

上のジョ、いやいや、グラタン皿べろりん洗剤も、成分表に書かれているのは、界面活性剤のほかは、安定化剤、粘土調製剤だけ、ですね。
細かく言うと、香料、着色料、防腐剤とかも入ってますけどね。
(メーカーさんのホームページには記載されてます)
香料も着色料も、お皿洗うのにいりませんけど。。



もうひとつの、食器用洗剤のトップランナー。
洗い上がりのお皿の音が名前のやつ。
(まわりくどい。そして写真の商品名をぼかした撮り方が、我ながらうまいと思う。)

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こういうのって、ほとんど中身は同じだよねーと思ってみたら、あらびっくり!

こっちは界面活性剤が 42%
200mlのうち、84mlが界面活性剤ですって。
似たような顔してるのに、上の洗剤と10%近く違うんですね。

あと、界面活性剤の種類も違いますね。
アルキルなんとかかんとかって、似たような名前ですけど。


それから使用上の注意のところに、「食器は5秒以上すすぐ」と書いてあります。
これはどの洗剤にも書いてます。

ナチュラルクリーニング講座の本橋先生は、大学時代理学部でいろんな実験や研究をされていて、使った器具はこういう食器用洗剤で洗っていたそうです。

洗ったあとは、すすぎが大変なんですって。

何度も何度もすすがないと、次の実験の時に、残っている洗剤の成分が検出されてしまって、データがおかしくなってしまうからだそうです。

つまり、5秒じゃ無理ムンクの叫び

ただ、この5秒というのも、食品衛生法で決まっているだけなんです。
ほんとにこの洗剤が5秒ですすげるのかというと、「知らんがな」なんですねえ。ガクリ
こういう無意味な規定って、ほんとキライだわ。


おっと、話を戻しましょう。
5秒すすいでも、お皿に洗剤の成分が残っているかもと思うと、ちょっと気持ち悪いです。

でも、そのお皿を直接ぺろぺろなめるわけではないですし、まあまあまあ、そこまで神経質にならんでもいいかな、とも思います。

★追記★
裕恵先生によると、
「お皿なめなくても、熱い液体を入れると、確実に口に入りますよ」
とのこと!
た、確かに!!
汁椀、スープ皿、マグカップ。。。怖っ



それより心配なのは、肌への影響です。
お皿に洗剤成分が残るということは、洗っている手にも成分が残って当然ですよね。

★追記★
またまた登場、裕恵先生によると、
「直接手肌につく洗剤は、洗浄とは関係ない手肌が荒れない成分が入るからやっかい。
それによってすすぎにくくなるんです。」
だそうです!! 


毎日毎日食器を洗うということは、毎日毎日手に残った洗剤成分が蓄積しているということ。ムンクの叫び

その成分が体にどんな影響があるかは省略しますが、単純に、化学物質である界面活性剤に毎日触れて、肌に蓄積していると思うと、ちょっと怖い気がしませんか?

というか、私は昔、こういう洗剤を使ってたとき、指の全部の関節がぱっくり割れるという、すさまじい手荒れに、精神的におかしくなりかけてました。

そして皮膚科にいって、「主婦なんやからしゃーない」と言われました。
もう二度とあの病院には行きませんけどね!!

いかんいかん、落ち着きましょう。。


そうそう、洗剤コーナーには2トップのほかに、ちょっとエコっぽいイメージのある、かえるさんの洗剤もありました。

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こっちは界面活性剤 9%

おおお、こんなに違うものなんだーー。
42% と 9% の違いは大きいですよね。
ま、合成洗剤であることには変わりありませんが。

ついでにいうと、この洗剤の液性、弱酸性なんですね。

食器とかキッチン周りの汚れは、ほとんどが酸性。
ということは、逆のアルカリ性で汚れを落とすというのがセオリーなんですが。
どうなんだろう。。。きれいになるのかな?汗
界面活性剤があれば、液性なんてあまり関係ないんでしょうか?
使ったことがないので、なんともいえなくてごめんなさい。


私はやっぱりこれです。
「とれるNO.1」の粉末タイプ


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成分は、有益微生物、米ぬか、フスマ(麦のぬか) のみ

弱アルカリと書いていますが、アルカリ剤を入れているわけではありません。
(水に溶かした時の液性が弱アルカリなんですが、なんでここに書かないといけないのか謎です。)


上の食器用洗剤と並べるのもおかしいぐらい、まったく別物だとお分かりいただけるでしょうか?

●%という、界面活性剤がまずありません

というか、界面活性剤はおろか、化学的なものは何一つ入っていません

究極に自然のものなので、本当に安心して使えます。
そして、何より汚れ落ちがいいんです。

ただ、泡が立たないので、合成洗剤やせっけんの「泡で洗う」ことに慣れていると、使いにくいよ、、ということになるんですね。
もったいないなぁ。。。

でも条件が合えば、少し泡ができて、食器も洗いやすくなるんです。
コツは、目の粗いスポンジを使うこと。
これだと、空気を含みやすく、泡がたつので洗いやすいんです。

ちょっと使いやすいスポンジを見つけたので、近いうちに商品としてご用意できるようにしたいと思っています。お楽しみに!


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