※初めての方は最初 からお読みください。


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さて、公式に数値を代入して意図した結果が得られるところまでは辿り着いたが、これを実用レベルに持っていくためには、各要素の分布と平均を求める必要がある。


ここで、今一度要素を列挙してみよう。


s:スカートの長さ
s':スカートの後ろ幅
m:股下の長さ
t:身長
e:目線の位置(頭から目までの長さ)
h:階段の高さ
d:階段の幅

これらの中で調査の必要の無いものが1~2つほどある。まずは自分の身長だ。自分の身長が分からないと言う方は、パンチラ云々の前に、まずは然る場所に行くべきだろう。


また、目線の位置の個人差というのも、身長からみた比率では誤差の範囲に入ると思われるので、一律10cmくらいで固定しても問題ないと思われる。(どうせ階段を上る度に頭の位置は数cm程度上下するのだ)


であるから、この2つに関しては調査の対象から除外したいと思う。


では、残りの要素についてはどのように調査を進めて行けば良いのか?一つにはネットで調べるという手がある。また、もう一つには自分でデータを収集するという手がある。


とりあえず手軽なのはネットのほうなので、まずはネットで得られそうな情報を検索してみることにした。


その結果、とあるサイトより身長・股下の分布と平均値を得ることが出来た。

やはり頼れるべきは、ネット様々である。


上記のデータから、ターゲットの身長を「小柄(約148cm)」「低め(約154cm)」「普通(約159cm)」「高め(約165cm)」「モデル並(約170cm)」の5つのグループに分け、さらに股下の長さはそれらに×0.45した値で一般化することにした。


近似値の質としては、おそらくこのレベルで問題ないだろう。


<続く>