※初めての方は最初 からお読みください。


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階段調査の次は、いよいよスカートの調査である。

まずは以下の図をご覧頂きたい。



スカート1

これはターゲットの側面図を簡略化して描いたものである。図中の青いラインがスカートの長さ(S)、赤いラインがスカートの後ろ幅(S')である。今回は、これらのうち「スカートの後ろ幅(S')」の調査を進めてみたい。
ちなみにパンツがピンク色だが、これは私の趣味ではなく、図が分かりやすいように彩色しただけである。

さて、前述の中で、私は図中青のライン(スカートの長さ)が短ければそれだけパンチラ発生率が高いと述べた。それは、SとS'で作られる三角形のなす角θ(シータ)が浅くなるためである。


ということは、S'が長くなれば、同様にパンチラ発生率が高くなるのである。タイトスカートよりもプリーツスカートのほうがパンチラしやすいと言えば分かりやすいだろうか?


ならば、このS'は一体何に左右されるのだろうか?それを調査するために、上図よりもS'の長さが長くなる図を以下に示す。



スカート2

上図よりお分かりになるとおり、S'はヒップサイズに依存しているのだ。つまりヒップの大きな子はパンチラする率が高いと言えるのである。


ということは、女性のヒップサイズの分布が分かればよいという事になる。そこで、私はまたまたネットを駆使し、女性のヒップサイズのデータを収集した。


その結果、ヒップサイズの分布を80cm~92cm、平均を86cmと定義することにした。


ところで、ヒップサイズ(不定形円の円周)をどのようにS'に置き換えれば良いか?

これは、楕円形の公式を用いて簡略化することにした。その結果、


HIP80cm(スリム)の時のS'の値= 11cm
HIP86cm(標準)の時のS'の値= 13cm

HIP92cm(グラマー)の時のS'の値= 15cm


と定義づけることにした。


なお、計算式は冗長になるためここでは割愛させていただく。暇な方は


楕円円周=2π×√((a2+b2)/2)


を元に上記数値を導き出してみて欲しい。


<続く>