講義頂いた田中さんは、日々の
学習の記録
を、きちんと残し、その記録を
活用
して、学習をされているそうです。
学習の記録というのは、問題を解いた際に
・正解できたところ
・正解できなかったところ
を、後から見てもわかるように、
問題ごとにマークしておくことです。
そして、同じ問題を、再度、解いた際には、
前回のマークと共にマークを並べてゆき、
対比したり、その推移がわかるように
したりして、記録してゆくのが
ポイント
とのことです。
こうして記録したマークは、
単に
間違えた箇所がわかるというだけの
印ではないそうです。
例えば、繰り返して学習した場合、
× ◯ ◯ ◯
つまり、1回目は不正解、2回目以降は
正解という問題であれば、おそらく
1回目で不正解した時点で学習し、
2回目以降では知識が身についている
という状態でしょう。ところが、
× ◯ × ◯
という、2回目と4回目だけが正解という
問題は、知識が身についているのかどうか、
よくわかりませんよね。
田中さんの話によると、
× × × ×
という、何度やっても間違いという問題も
あるそうです。こんなケースでは、
選んだ選択肢
も、毎回違っていたりするそうなので、
正解できるようにするためには、
間違ってしまっている
根本的な原因
まで含めて、考えてみる必要がありそうです。
また、問題分析の他にも、
学習対象を絞り込んだり、重点的に
学習したりすることで、
試験直前期
には、この記録を活用するそうです。
確かに
多くの人
が間違えやすい問題よりも、学習する方
専用
の間違いやすい問題という形で学習が
できたら、効率面でも理想的ですね。
このような方法は、情報処理技術者試験の
午前問題のように、過去問から
同じ問題
が、何度も出題されるタイプでの学習では、
非常に効果的な方法ですね。
そんな話を、
実際に記録した
ノートを手に、お話頂きました。
↓この、手に持ってるノートです。
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