いよいよ桜本番・・ | 呑気な頼さん

呑気な頼さん

私の暮らす磐余の里は桜井市の南西部一帯の古き地名。日本書紀・古事記・万葉集などに数多く登場し十二代もの宮都が置かれた町です。大物主の鎮座する神山「三輪山」の麓には日本最古の市である「海柘榴市(つばいち)」や「仏教天来の地」、日本最古の道「山の辺の道」が通じてます。

 

深紅の桜『寒緋桜』・・
今日も磐余の里は暖かな一日なりそうです。また奈良県では染井吉野の開花宣言が3月20日に発令されました。そんな中、寒緋桜(カンヒザクラ)が川縁に咲いてました。寒緋桜は皆さんお馴染みの河津桜(カワズザクラ)の片親で、河津桜の鮮やかなピンク色の花は寒緋桜の緋色(ひいろ)の遺伝子を受け継いでます。別名で「緋寒桜(ヒガンザクラ)」ともよばれていましたが、彼岸桜(ヒガンザクラ)という同じ読み名の桜があることから、彼岸桜との混同を避けるために「緋寒(ヒガン)」をひっくり返して「寒緋桜(カンヒザクラ)」と名付けられました。

 


寒緋桜は桜の原種の一つ。旧暦の正月あたりに咲く地方もあって元日桜(ガンジツザクラ)とよばれることもあります。この早咲きと下向きに花が咲く特質が、他の桜と交配した時に色んな影響が起こって優秀な園芸品種が出来たとされます。その中でも有名な桜は河津桜です。

 

 

余談ですがAmebaが朝から障害が発生、長い間閲覧することができませんでしたが、ようやく復旧した感じですね(^^)