今日は配筋検査!躯体検査のチェックポイント説明 | 熊本市認定耐震診断士・第3者機関の住宅検査員・1級建築士 田上和俊のブログ

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今日は配筋検査!前回の続き、躯体検査のチェックポイント説明します

躯体検査 建物検査 配筋検査 土台 柱 筋かい 金物 コンクリート




先日躯体検査のチェックポイントをしましたが、
画像を交えて説明していきます。まずは、a~fまでの説明をします。

a 基礎立上りコンクリートの仕上がり状態を確認します。
 
 ・平滑になっているか確認します。砂利等が表面に出ていたら、練が不足してますので
 補修するようにする


b 土台の基礎への緊結状況を確認します。
 
 ・アンカーボルトがちゃんと緊結してあるかを確認します。

c 柱の位置・径・欠込みを確認します

 ・柱の位置・径が図面と一致しているか、柱に傷・欠けがないか確認します

d 耐力壁の確認

 ・耐力壁(筋かい・構造用合板)の位置が図面と一致しているか確認します

e 筋かいの材料・寸法・欠込みの確認

 ・筋かいの材料・寸法が図面と一致しているかまた、欠込みがないか確認する

f-1 柱の上部梁との緊結状態を確認する
 
f-2 柱の下部土台との緊結状態を確認する


次回は、躯体検査のg~kを説明します。