虚無感とは、何か？
Weblio辞書では
空虚感とは、心が空っぽになったような虚しい気分のこと。
=引用終わり=
さてさて、ここ最近、私もですが、
この大変動の時期に
「虚無感」や「空虚感」にさいなまれている人が
まわりにも多々います。
私はこれまでは、休みなく
自分の好きな仕事を好きなだけ、
好きなように組み立てて
楽しくめいっぱい働き、
一家の大黒柱となり、
無我夢中に働き続けてきました。
しかし、息子の高校卒業と
蕁麻疹発疹による体調不調が重なり、
更にこのコロナ禍をきっかけに、
「虚無感」があらわれ、苦しくなりましたが
仲良くなりました。
15歳の時、虐待生活と絶望感とこの虚無感から
自殺したものの、失敗してしまい
生きなくてはならなくなったとき
「人生には意味がある」と、
意味なんかなくとも、好きに意味を持たせて生きなくては
とてもじゃやないけれど生きれないので、
その遊びを始めました。
「すべてには意味がある」
そうすることで、
様々なジグゾーパズルのワンピースがハマっていき、
その衝撃や出逢いに興奮して、
いつのまにやら、生きることが
苦しみではなく、楽しくなりました。
生きることに、ハマったのです。
趣味は、生きる事。
特技は、生きる事。
仕事は、生きる事。
青天の霹靂です。
あんなに苦しかったのに、、。
そんな遊びを始めて、33年経った今、
当時のような苦しみも辛辣な環境もないのに、
再び「虚無感」に襲われるなんて、
夢にも思いませんでした。
これは、私の顕在意識では
想定外です。
人は満たされていなくても満たされていても
虚無感にさいなまれるのだと
この歳になり体験しました。
その原因が何であろうと掘り下げなくとも
虚無感を無くそうなんてしなくとも
はたまた慰めたり
叱咤激励など
わざわざしなくともいい。
もともと
人生に意味なんかないし、
自分の存在意義なんてないし
目指すべきものなんてない。
考えたってたかが知れている。
私という肉体のカタチなんかあっても
それが私ではない。
見えているものが答えではない。
ただ私がわかったことは、一つ。
虚しさは、
人が生き延びるためのエネルギーになりえるということ。
株でいったら、暴落、下落したあとは上昇だから、
沈むとこまで沈んだら、勝手に浮上するんだよ。
だからね、
自分が人生をあきらめても、人生があなたをあきらめることはないから。
自分が明日をあきらめても、明日があなたを待っているから。
咲かないときの木は、下へ下へと根を下ろす。
ね、いまはそうやってエネルギーを貯めているんだ。
自分に集中してね。
.「虚無感」も大切にしよう。
感じているあなたは間違ってない。
虚無感がある。
それでいいじゃないか。
人間にとって大切で、誇るべきもの。
私は、そう思う。
いのちからの伝言、大切にしようね。
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