日本政府を除き誰も損をしない

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「日本はサプライロスによってデフレ脱却した(前半)」三橋貴明 AJER2025.3.11
   

令和の政策ピボット呼びかけ人に「作家・予備校講師・歴史系YouTuber 茂木誠先生」が加わって頂けました。

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生存を脅かす緊縮財政財務省のせいで東アジアの軍事バランスまで崩れています[三橋TV第1006回] 三橋貴明・菅沢こゆき

https://youtu.be/BhaSqTcm584

 

 財務省は消費税について、

「大型間接税。事業者は消費税を預かり金として管理し、納付している」

「事業者は消費税率が引き上げられた際には、必ず価格を引き上げる」

 と、嘘八百を吹聴してきましたが、これが裏目に出る時代が来るとは・・・。

 

 消費税は課税売上にかかる税金から、課税仕入にかかる税金を差し引いた金額を「事業者」が支払う直接税、すなわち付加価値税です。

 

 つまりは、消費税が増税されたとして、事業者が値上げする義務はない。あるいは、10%消費税率を引き上げられたとして、価格を50%引き上げても構わない。逆に、値下げしても構わない。

 

 価格など、要するに「売れるかどうか」で決まるのです。

 

 とはいえ、この手の真実が充分に浸透していないため、国民の多くは、

「消費税が減税されれば、物価は下がる」

 と、「必ずしも正しくない」情報を信じ込み、それが拡散してしまった。この勘違いが、政治を動かしている。

 

消費税減税「賛成」68% 世代で傾向くっきり 若年層は9割が賛成、70歳超は6割 - 産経ニュース

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が19、20両日に実施した合同世論調査で、野党などが求めている消費税減税への賛否を尋ねたところ、「賛成」が68・0%となり、「反対」の28・0%を大きく上回った。

支持政党別では、自民党支持層は賛成49・4%、反対46・1%と拮抗(きっこう)。参院選公約に消費税減税を盛り込むかをめぐり、党内議論を行っている立憲民主党の支持層は賛成57・4%、反対35・5%だった。国民民主党の支持層は賛成88・7%、反対10・4%だった。

年代別に「賛成」の割合をみると、18~29歳87・0%▽30代72・5%▽40代74・2%▽50代63・1%▽60代63・1%▽70歳以上58・8%-と、若年層ほど賛成が多い傾向が鮮明だった。』

 

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【皇統論:第七十五回】両統迭立-、【歴史時事:第七十五回】ロシア革命への道、がリリースになりました。


 https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

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 消費税減税賛成、全体で68%が賛成、29歳以下は87%が賛成、70歳以上にしても58.8%が賛成。

 

 こんな時代が来るとは。

 

 枝野・・・・(笑)。森山・・・・(笑) 引退しろ。

 

 消費税を減税すると、公共サービスは100%価格が下がります。食料品や日用品にしても、多くのメーカーや小売店が価格を下げてくるでしょう。

 

 というわけで、実質賃金が上昇に転じる。

 

 また、価格を下げない事業者もあるでしょうが(弊社とか)、その場合は事業者の「粗利益」が多く残るため(消費税は粗利益≒付加価値に課せられる)、人手不足でもありますし、給与は上昇に向かう。

 

 さらにはトランプ関税。トランプは付加価値税(日本の消費税)について「輸出補助金だ!」と、正しい批判をしていますので、消費税率を5%に引き下げ、

「トランプ様、輸出補助金を半額にいたしましたので、これでご容赦を」

 と、交渉すればいい。

 

 加えて、一律5%への引下げならば、高額商品(※自動車など)ほどお得感が増すため、自動車メーカーは国内市場で対米輸出減分を取り戻せる(※ガソリン税廃止、自動車重量税廃止も加えれば、効果抜群)。

 

 誰も損をしない。たった一人、日本政府を除き。

 

 何しろ、アメリカ様も喜ぶわけですから、これほど素晴らしい政策はあろうか! そういう意味で、食料品の消費税率0%は、トランプに対する貢物にはならんということですな。

 

 日本の政治家のみなさん、たまには自分の頭を使い、考えろ!

 

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