浦和レッズ! | 高木豊オフィシャルブログ「感動の裏には努力が存在する!」Powered by Ameba

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強いチームの洗礼を見た!
ACLを含め、公式戦3連敗。
サポーターも怒るのは当たり前かな?
しかし、羨ましい限りだ。
なぜ?
こんなに熱く応援してくれて…!
こう言った、サポーターが居るから、選手も勝負に厳しく、クラブも共に成長する。
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息子がこういった環境で出来るのは幸せな事だ。
常に結果を求められ、出来なければ罵声を浴びせられる。
今年のプロ野球のキャンプで、巨人の高橋由伸と食事をした。
なぜ巨人は強いのか?
「我々は、負ける事の怖さを知っている」
と、素晴らしい答えが返ってきた。
昔、ボクシングの世界チャンピオンに話を聞いた。
リングに上がる怖さはありますか?
「メチャクチャ怖い」
ヤッパリ、と思ったが、殴られたりする怖さではなく、「チャンピオンの座を奪われる怖さがある」
と教えてくれた。
由伸の話を聞いて、こんな事を思い出した。
深く、厳しい勝負の世界がある。
私も勝負の世界に居て、2人の答えは納得する。

昨日の会見で、浦和の監督ペトロビッチは選手をかばい、負けを自分の責任とした。
選手も最後まで体を張り、立ち向かった姿は心をうたれたが、プロとしては結果全てだ。
今、浦和のサッカーが間違ってるとは、どうしても思えない。
個人的な、ど素人の感想に過ぎないが…!
私は、プレイヤーから、今はファンであり、サポーターになった。
野球は、解説者として厳しいことも言わなくてはならない、しかし、サッカーはサポーターの立場にいる。
応援してると、負けた時には同じ様に落胆する。
だが、次に期待し、負けた選手達の気持ちを考えると、ブーイングを聞くのは耐え難くなる。
「まだ始まったばかりだ、必ずやってくれる」
私は、そう信じてる。
なぜなら、監督、選手達は、負ける怖さを知り過ぎるくらい知ってるからだ。