スキー用語52「コブ」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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ちょっと50を境に 細かい所は飛ばして
先にコブの説明に行きます

「コブ」とは
スキーヤーが同じ所を何度もターンしながら
滑る事に寄って雪が掘れて削れて
または退かした雪が溜まって出来た
地形の事を言います


別名 ギャップ でっぱり 地形



この内、
特に掘れて削れた結果 出来た地形の事を
ラインコブ 溝コブ 掘れたコブ
 (広義の)ライン と呼びます


対して
退かした雪が溜まって出来た地形の事を
お椀コブ 自然コブ 本当のコブ 溜まったコブ
と呼びます


不整地と言うと 大抵このコブが有りますので
不整地=コブ地形 とされる場合もあります



コブは何も無い整地または不整地の状態から
人為的に発生し、徐々に成長しながら
大きくなって行きます

降雨や南っ風、横滑り、圧雪により縮んだり
消滅しますが、掘っていけば
また元気な姿を見せてくれます


コブを作って行く過程の事を
掘る  育てる 作る 

逆に平らにしていく事を
潰す 均す 消す

小さな凹凸を無くしたり、
滑り易い形に変えていくのは
バリ取り 整備 などと呼びます

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一本のラインではなく
複数あるいは全面に渡って
コブのある斜面は
コブ斜面 略してコブ斜 です


複数のラインが並んだ場合
一つ一つを レーン とも呼びます
※レーンとは 車線 を意味する英語






コブは滑り方が分からないと
辛くて怖くて
面白くもなんともありませんが
技術が身に付き、滑り方が分かってくると
がぜん面白くなってきます



1級の種目にもありますので
中斜度のラインコブを転ばずに
滑り切る事を目標にすると
様々なスキー技術を身につけられますょ^_-☆


次回は53「コブの地名」です
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