不幸を選ぶ人の人生脚本
子供の頃、両親から愛情を注がれたり注がれなかったり、もしくは育ての親がコロコロ変わったりした子供。
→愛情は移り行くものなんだ、いつか無くなるものなんだ。という人生脚本になります。
なんとなく流れはわかると思いますが、大人になった時、常に愛情を感じないといつ愛情の期限がくるのかと不安になる。そして逆に愛情で溢れる毎日を迎えたなら、「愛情には期限があるはずなのに今の状況は一体なんなのだろう」と怖くなってその生活を捨てたくなる。人生脚本通りの生き方を生きようとする自分がいる。
有名人で言うならば、マリリンモンローもその一人。美貌と才能を持ちながら不幸を選び続けました。
1962年8月5日未明、36歳という若さで、カリフォルニア州ブレントウッドにある自宅の寝室で死亡しているところを発見された、マリリン・モンロー。検死の結果、睡眠薬の過剰摂取による自殺との判断がされた
精神を病んでしまったマリリンの母グラディスは統合失調症と診断され、病院に収容されてしまう。そのためマリリンは、幼少期のほとんどを里親の家や孤児院を転々としながら過ごしていた。
マリリンは16歳で高校を中退し、当時工場で働いていた彼と結婚
しかし、4年間の結婚生活を経て、2人は離婚することになった。
1954年、マリリンは再婚し、2度目の結婚生活は、わずか9カ月しか続かなかった。
1956年に婚約したが3度目の結婚も、長くは続かなかった。
「精神的に消耗しきった状態だった」と報じられていたマリリンは、ニューヨークで4週間入院した後、カリフォルニアに引っ越す。
1962年、ロサンゼルスに最初で最後の自宅を購入した。
マリリンがこの家に住んでいたのは、1962年8月に睡眠薬の過剰摂取で死亡するまでのたった数カ月間だけ。
彼女は、36歳の若さでこの世を去ることとなってしまった。
”人生脚本が生き方を決める”とはこういう事です。
もしも、不幸になる人生脚本を子供の頃に手にしたのなら、自分が思い通りに生きる事や幸せになる事に罪悪感を覚え続けてしまう。
こうした方が良い。と頭ではわかっていても、その逆の行動を取り、あえて波乱を選んでしまったり、幸せなはずなのにあえて幸せを壊す流れになってしまったり。必要のない場面で喧嘩を吹っ掛けてしまったり、駄目だとわかっている人間を好きになってしまったり。
幸せと聞くと、自由なことだったり、好きな人と一緒にいること。お金があること。毎日笑顔でいること。という答えが直ぐさま出て来そうですが実は違うんです。
本当に幸せになるということは、人生脚本(潜在意識)に”自分は幸せになるべき人間だ”と刻み込むこと。そうしなければ、いくら自由で好きな人がいてお金があって毎日笑顔でも、本人は物足りなさを感じ続けいつまでも”幸せ”を追い求めるんです。