高島将のブログ

高島将のブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!
ご覧いただきありがとうございますニコニコ
今回は腰痛と足との関係について簡単にお話しさせて頂きます。

{2CE1E9C3-4668-4252-9084-1EF31557E97C}

上の写真は足部の断面図です。
足の裏の部分にくっ付いてる黄色い組織。これは脂肪の固まりです。この脂肪は歩行などではクッション材として機能します。見て分かるように踵や足先の脂肪の方が分厚い構造になっていますよねひらめき電球
これは歩行中など圧がよりかかりやすい部位が踵や足先のため分厚くなっているのです。


このクッション材が歩く際に適切に機能してないなーと思われる事があります。
例えば靴のヒール部分左下矢印
{89635104-6E54-4D0A-ABCA-E9848894A61F}

このヒール部分、患者さんの靴を見てみると潰して履いてたり、履き込んだ感が凄かったり、ワンサイズ大きめの靴を履いてたりと様々な様子が見られますびっくり
ヒールは潰したり履き込んだりしてるとヘタってきてしまい、踵をしっかりホールド出来なくなります。
{0D254B19-D7C6-4338-8A6D-5BD2650B616D}

青線:通常のヒールカップ
赤線:潰したことで側方に広がったヒールカップ(この状態が踵をしっかりホールド出来なくなります)
このヒール部分が適切に保たれていることで得られる機能は大きく2つチョキ
①踵が包み込まれることで踵骨が安定し内側や外側に崩れにくいということ。

②適度に包まれていることで脂肪組織が踵接地時の衝撃を吸収する環境が整うこと(下図)
{183545B6-A3A9-4DA8-A8D3-C321B61EE248}



①踵という部位は内側に倒れたり外側に倒れたりすることで身体の上方にその動きが伝わり、腰が反ってしまったり、逆に猫背の様に腰が丸くなったりと様々な影響を与えてしまう部位と言われていますガーン
②キツすぎる靴を履いていると脂肪組織がふわっと広がるスペースが無いため、衝撃吸収剤としての機能を果たさず、足部に受けた衝撃が膝や腰に突き上がって来ます。

靴を選ぶ際は下図の様に靴の踵部を左右から摘んだり、外側や内側から押したりしてヒールカップがグニョグニュ撓まない靴が良いのかなぁと思っています。
{BF883C62-33B0-4538-9C28-06C69ECCCF4B}

また最近では小児の運動不足の影響を各社靴メーカーも感じており『足育・そくいく』なる言葉が生まれましたよねひらめき電球
各社靴メーカーは自社HPなどに靴の選び方などを載せています(下記URLはasicsさんので子供用の)

意外と知らないことも載っていて大変参考になりますねニコニコ他のメーカーでもあるので気になる方はチェックして見てくださいウインクチョキ


と、こんな足に関して仲間内で語りまくる会合を12月11日、東京は錦糸町にて行います。興味のある方は是非ご参加下さいクラッカー
http://www.trainerteam-esperanza.com/イベントスケジュール/