昨日はひぜんりさ生誕祭2025に行ってきた。
656広場で有料開催だったため、いつものもくむつよりも客入れ客出しがしっかりしていた。
そして、二部の開場直後、ぼくは素敵な光景を目にした。
おそらく生誕委員なのだろうが、飾り付けたステージの前で十数人のファンに囲まれて記念撮影しているひぜんりささんの姿があったのだ。
建前としてはぼくは、アイドルはすべてのファンに平等に接するべきと思っている。そりゃあ、アイドルにとってはぼくみたいな若い女の子が生理的に受け付けないような中年のおじさんよりも若いイケメンや女性ファンのほうが本音では楽しいだろう。でも、ファンとアイドルとして接しているときはなるべくアイドルはファンに対しては平等に扱ってほしいと願っている。
ただ、アイドルの誕生日を祝うために時間やお金を使う生誕委員だけは、生誕祭当日だけは、別だとも思う。そうやって生誕委員を特別扱いするのを嫌って、いまや運営がカンパだけ集めてあえて生誕委員を作らない生誕祭も増えてきているが、ステージの飾りつけやケーキ、花束、メッセージカードにサイリウムと準備をする生誕委員がいるならば、その生誕委員の気持ちは大切にしてほしいなと思うのだ。
そこで普通のアイドルならば、生誕委員にケーキをステージに運ばせたり、花束を渡させてあげたりと、生誕委員を巻き込んでのセレモニーをやってくれることが多い。もちろんそれはたいへんありがたいものだけど、ひぜんりささんともなるとそこだけじゃ飽き足らず、直接その感謝の気持ちをこうやって記念撮影で返しているのだと感じた。
これはこれで、普通のアイドルではなかなかできないことだからこそ、素敵なことだと思った。
そもそも、ひぜんりささんは生誕祭当日の朝7時50分にXに「今日はみんなとの仲良し距離が近づく日になればいいな」と投稿をされていた。
ファンはもちろんアイドルを必要としているけど、アイドルもファンを必要としている。
それを言葉や態度に率直に表せるひぜんりささんが、やっぱりすごいなと感じた。
イベントは、二年ぶりに司会をするひぜんさんとはMONECCO5時代から仲良しの吉川りおさんがMCをし、ひぜんりささんのトップヲタクを自称する園田有由美さん、Kotoneさん、りゅうらちーさん、泉太郎さんに香月雅也さんのサガンプロメンバーをはじめ、ゲストにこのイベントにはおなじみの博多ORIHIMEにRe:five、それからSunnyHoneyにMonster Cat'sとにぎやかなメンバーがそろっていた。
個人的にぼくはRe:fiveを見に行ってたからってこともあるのだろうが、ゲストの見せ場は「朝からカツカレー」だった。二年前のひぜんりさ生誕祭2023では、四曲ぶっ続けで「朝からカツカレー」をやったこともあるRe:five。佐賀の人にはおなじみということもあって、ぼくは沸きエリアにいたんだけど、「朝からカツカレー」のイントロが流れると、座っている人たちが携帯を取り出す音が。おそらく、ひぜんりささんのファンの方だろう。そして、先週のもくむつSPでも見られたが、この日は生誕のドレス姿でオチサビになると、ファンから渡されたカツカレーのサンプルを持ってひぜんりささんが沸きエリア最前に登場。もはやお約束にもなっているが、その姿はいつ見ても楽しい。おそらくひぜんりささんのファンの方で携帯を出された方もこのシーンを撮影するためだったのだろう。
先週のもくむつSPの直後から体調を崩され、撮影会をキャンセルされ、直前の27日のもくむつライブでは座って出演されていたひぜんりささん。
まだ体調が万全ではないとのことで、いつもよりも控えめなダンスだったが、ファンとの「仲良し距離」を近づけるための親しみやすいMCに、サガンプロ伝統の安定した歌唱力は健在。しかも特筆すべきは新曲があった。
一部と二部両方で歌われたこの「世界のシンパシー」という新曲は、80'sっぽいエレクトロポップに仕上がっていて「叫びましょう♪ 叫びましょう♪」というリフが印象的でクセになる名曲だった。
ぼくの印象になるが、アイドルがエレクトロポップをやる場合は、かわいさよりもそれ以外の要素が強調される傾向が強いように感じている。この日は体調であまり激しい踊りをひぜんさんはされなかったがやる前に「ダンスをみんなと」と言われていたので、おそらくダンスが強調された、ちょっとかっこいい仕上がりになるのではないかとぼくは感じた。これまで原色かわいい世界をまんべんなく発揮するスタイルの曲がひぜんさんのオリジナル曲には多いように感じていたが、そのイメージを少し変えるんではないかという期待感のある曲だった。
そしてひぜんりささんの持ち時間中、「今日はみんなとの仲良し距離が近づく日になればいいな」の言葉通り、ひぜんりさを知ってもらおうという〇×クイズ企画が出演者も巻き込んで行われ、この日は企画でも楽しませてくれた。
二部では企画はなかったものの、生誕祭らしい40分間のたっぷりなステージ。
ゲスト出演者も見守る中、サガンプロの後輩とステージに立つひぜんりささんの姿は暖かく、楽しかった。
ファンと仲良くなりたい気持ちを大事に、新しいタイプの曲にもチャレンジしステージの幅を広げているひぜんりささん。
今月、もくむつライブのステージマスターにもなり、これからもますます期待は高まるだろう。
25歳のひぜんりささんが、もっとファンの人と仲良くなってほしいと思った素敵な生誕祭だった。