高齢妊活をしている人は、自然妊娠より不妊治療をして授かる方が多いような気がします。

 

タイミングから始まり

人工授精

体外受精

とステップアップしていくのが高齢妊活。

 

 

体外受精の採卵で、たくさん卵が採れた場合は、ふりかけ(卵に精子をふりかけて精子の力で受精させる)と顕微との両方を勧められる事も多いです。

沢山卵が採れる方なら、その後の選択肢も増えます。

 

 

 

でも、私は41歳〜42歳の採卵で採れた卵の平均は2〜3個。

胚盤胞まで育たずに、バイバイしたことも沢山あります。

 

 

1人目妊活で育ちが遅くなった初期胚を移植したことがありますが、もちろん陰性。

その度に辛い気持ちになりました。

そんな事を何度も繰り返したくなく、40代妊活も胚盤胞を目指していました。

でも、結果は出ず。

 

そして42歳。

妊活は補助金が出る43歳になる年まで。

と決めていたので、残りの1年は初期胚も移植しよう。それでダメなら2人目は諦めよう。と、初期胚移植を試みました。

 

卵が育たず、何度も採卵からの繰り返し。

ようやく受精したたった1つの卵を4分割で凍結。

その卵を移植したところ、陽性判定をもらい出産まで至りました。

 

 

高齢妊活、私のように42歳を超えた場合などは、初期胚移植の方がむいているのかもしれません。

卵の老化も始まっているから、受精卵が外の環境にいるのが過酷で、お腹の中で育てた方が快適なのかもしれません。

 

胚盤胞までなかなか到達しなくて悩んでる方、初期胚も試してみるのも1つの手段だと思います。

高齢ママは待ったなし。

タイムリミットが迫ってますからね!

 

だから2人目の不妊治療も、子供が1歳を迎えたら再開…って方も多いです。

 

私は家庭の事情で、3年空きました。

 

 

1人目が小さいほど、2人目治療は大変です。

 

・預け先

・子連れ可なのか

・通院回数と通院時間

・待ち時間の子供の対策

 

ここまでやらなきゃ、私には赤ちゃんが来ないの?

ここまでしてまで、2人目が欲しいの?

 

常にその葛藤があります。

 

しかも、いつ妊娠するかもわからない。

妊娠しないかもしれない。

 

2人目だって、不妊治療は辛いんです。

 

 

なら、不妊治療しなければいいじゃん、と言う人がいるかもしれません。

 

 

でも、辛かったら辛いと言っていいんです。

だって大変だから。

辛いと言うことでまた頑張れるなら、それでいいと思います。

 

 

不妊治療は辛い。

何人目でも辛い。

高齢妊活に必要なもの。

 

それはたった1つの良好な卵。

これに限ります。

 

私はAMHも年齢より低く、1.0以下でした。

ショート法で得られる卵は、2〜3個。

ダメだった時もあります。

 

でも、諦めなかったのは

『良質な卵が1個あれば、人は妊娠できる』

と言うのを信じていたから。

 

結果、たった1つの凍結初期胚で妊娠しました。

 

採卵で1個しか卵が採れなくても、それが良質なら大丈夫。

卵の数が少ないと、さすがに凹みます。

でも

『数じゃない!質だ!』

と、その都度言い聞かせていました。

 

 

もし、卵の数云々を言うお医者さんがいても、その言動は無視していいです。

私も言われました。

『40代の患者を受け入れてる段階で、卵の数少ないとか言うのは間違ってる』

と医師にその言動は不快だ、とハッキリと伝えました。

ストレスフルなお医者さんもたまにいますが、無視しましょう。

40代だって、妊娠できる良質な卵は採れます。