バス無料の日・100円でバスに乗れるウィークを実施した熊本市を視察しました！

バス無料の日・100円ウィークを実施した熊本市を視察！

今日は地域公共交通施策でバス無料の日、さらに全国初の1週間100円でバスに乗れるという利用促進策を展開した熊本市を視察しました。無料の日では1.5倍に利用者が増えることや経済効果も5倍となるなど明確な効果が上がっています。

1週間100円という取組でも日曜日などでは1.5倍に利用者が増加、経済効果や渋滞解消などは現在分析中とのことでした。今後も国の連携都市で活用できる交付金を財源に今年度も実施を見込んでいます。

他にも、70歳以上の高齢者に対して、積極的な社会参加や健康でいきいきとした生活を送るための一助として、「おでかけICカード」を交付しており、市内を運行する路線バス・JR除く電車・市電を、高齢者の方は2割の自己負担、つまり8割引の運賃で乗車することができます。

さらにはバス事業者への運行経費補助は10億円ほど投じて、バス路線を維持していることを考えると、やはり千葉市の敬老乗車パスの取組廃止からまともな対策なしなど、公共交通維持予算の乏しさは明らかです。

市民アンケートで大椎台バス廃止への朝夕対策や京葉線の快速復元についても沢山のご意見をいただいていますので、6月議会の一般質問では、再び地域公共交通問題を取り上げる予定です。