免疫の仕組み(つづき) | 自己治癒力向上大作戦

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昨日は

免疫の仕組みを

ざっくりとしたイメージで

とらえなおしていただきました

 

免疫のお仕事をわかりやすくまとめると

 

  • いるものといらないものを分別
  • いらないものは排出
  • 傷んだところの修復

 

です

 

 

住んでいる町の環境が保たれる様子に例えると

免疫細胞といわれるものがパトカー兼清掃車

 

いらないものが急激に増えるとか

強烈な毒素を出すようなときに

清掃がオッつかないので

T細胞に依頼して抗体を手配します

 

抗体はネズミ捕りみたいなもので

これにつかまっちゃうと

むやみに増えたり、毒素を出したりできなくなります

 

活動を止めちゃうわけね

 

 

こんなのがわらわらと登場して

いらないものを積極的に捕獲するイメージです

 

で、活動できなくなってる「いらないもの」は

やっぱり清掃車が回収していきます

 

 

そして、傷んだところは

自衛隊や土木作業員がやってきて

復旧工事をしてくれる

 

こうして

パトカー兼清掃車

自衛隊や土木作業員によって

クリーンでノーマルな状態が維持されています

 

 

更に、組織レベルでいうと

腎臓が汚水処理場

肝臓がごみ焼却炉

がん腫が埋め立て処分場

の役割を果たしています

 

水路も道路もクリーンでノーマルに

しておきたいですものね

 

 

それでも

いつのまにかこびりついちゃう汚れや

吹き溜まりのようなところに貯まるいらないもの

というのもあったりします

 

通常のお掃除では

家具の裏やサッシのレールの汚れを見逃しちゃうように…

 

 

そんなのは

浄化のための嵐が必要!

 

ゴーっと嵐が吹き荒れて

こびりついた汚れや

吹き溜まっていたいらないものが

いっせいに浮き上がります

それを総出でお掃除している状態が

全身の炎症である発熱

 

 

そう、

ウィルスやばい菌といわれるものは

嵐を巻き起こすための「風」として

カラダが自ら引き込んでいるのです

 

日本語で「かぜをひく」っていうでしょウインク

 

 

すごいね、カラダ!

すごいね、日本語!

 

 

嵐の中、一生懸命に清掃作業が行われていて

汚水処理場もせっせとろ過し続けます

だから水分は必要

ごみ焼却場もめいっぱい稼働します

だから余分なものが入らないように

食欲は落ちます

 

粘膜からもいらないものを出すために

分泌物が増えます

それが、鼻水や痰

 

 

すごく合理的にできてるんです

 

 

だからね

かぜをひいたときに応援したいのは

腎臓(水分をしっかりとる)

肝臓(無理に食べない)

粘膜(水分をしっかりとる)

 

栄養取らなきゃ!って

無理に食べる必要はありません

 

水分とって

ゆっくり休むのが

お掃除の邪魔しないコツ

 

 

熱を下げなきゃ!って

解熱剤や冷却材使うと

清掃車が車庫に帰っちゃいます

 

鼻水や咳を止めなきゃ!って

お薬飲むと

せっかく浮き上がった汚れが

出し切れずに残ります

 

 

熱が39.2とか39.3℃超えると

=超大型の台風のような嵐が来ると

埋め立て処分場のいらないものは

自然発火して消滅するそうです

 

これががんのアポトーシスと呼ばれる現象

 

 

高熱が出るインフルエンザも

カラダが「風」として呼び込んでるんだとすると

まさに、わたしたちのカラダは

微生物界と力を合せて環境保全されてるってことが

わかりますね

 

 

抗菌作用のあるもので

「風」を避けますか?

 

炎症をおさえるためのもので

せっかっく吹いてる「風」を鎮めますか?

 

ワクチンは抗体(積極的に捕獲に回るネズミ捕り)を

準備するために使うものですが

いっしょに「いらないもの」も入ってきます

 

 

風邪、インフルエンザのシーズンが今年もやってきます

 

冷えや食べ過ぎ、運動不足で

こびりついたよごれ

溜まってしまったいらないものがあるなら

風の力を借りましょう

 

風を引き込まないことよりも

カラダが招いた風をどう扱うか

そこに意識を向けてみましょうニコニコ