免疫の仕組み(ココロ、妄想篇) | 自己治癒力向上大作戦

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免疫の仕組みについて

書きましたが

自分の中の世界

自分を取り巻く世界

見えない世界で

どんなストーリーが展開されているのか

物語を選び、紡ぐかは

それぞれに任されております

 

闘いの物語を選ぶか

循環と共存の物語を選ぶか

あなた自身の自由

 

 

さてさて、

カラダの仕組みとしての免疫は

わたしは

循環と共存の物語を採用した…

というか、

カラダがそう言ったのを聞いて

なるほどな~

と納得したのですが

 

ココロの免疫

 

というテーマもまだありました

 

 

「鬱はココロの風邪」

という表現、聞いたことがある人も多いかと思います

 

ココロが疲れたり

強烈なストレスや長く続くストレスに晒されれば

だれでもかかるもので

それは

脳内の神経伝達物質のアンバランスによるものだから

お薬飲んで治しましょうね

 

そんな文脈で登場した概念です

 

セロトニン、ドーパミンといった

やる気、意欲、多幸感、満足感、安心感

などに関連する神経伝達物質が少なくなって

意欲がわかない

不安感が続く

疲労感がとれない

楽しみが見いだせない

否定的な考えに囚われる…

といった症状が現れる

 

だから

抗うつ剤や抗不安剤を服用すれば治るはずだ

 

という理屈です

 

確かにね、

それは分子生物学てきにも「正しい」のでしょうが

わたしがその治療法を受けて思うのは

役に立たなかった

のひとことにつきます

 

そこで、

 

お薬で変わるのは

脳内の神経伝達物質の量なので

(実際は2w以上続けるとレセプターが減って

自発的な分泌量はもっと減る…という

やっかいなおまけ変化つき)

「ものごとのとらえ方」を変えないと

鬱状態を繰り返しますよ

 

という当たり前といえば当たり前な理論による

認知療法

行動療法

認知行動療法

アダルトチルドレンの解放

などなど

心理療法もいろいろあります

 

試しました

 

が、

いまひとつ決定打はありませんでした

 

 

どれも

理論的には筋が通っているし

役に立つケースもあるのでしょう

 

ただ、

わたしには役に立ちませんでした

 

でね、

振り返ってみると

どこが転機になってるかといえば

犬を飼い始めたこと

 

二コラがうちに来て

薬止める

激しい禁断症状で激やせ(よく死ななかったと今でも身震いします)

フラワーエッセンス

ホメオパシーとの出会い

便秘が治る

本格的にホメオパシー治療開始

花粉症治る

意欲回復

ホメオパシーの学校に入学

人間不信克服

自尊心回復

 

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2003年の正月に二コラが来てから

2004年の春(36歳)にホメオパシーの学校に入学するまででも

一年ちょいです

 

ココロの免疫といえば

レジリエンス(regilience)

 

もとは

弾力性、跳ね返す力、回復力

という意味で

自尊心や自己肯定感に比例して

高かったり、低かったりします

 

そんなこたぁ

二十代で十分理解済みでも

鬱になるときはなる

 

だからこそ

薬物療法と合わせて

あれこれやってみたりもしたわけですが

いまひとつ…

だったのが、なんで犬?

 

その謎を紐解いてみると

いろんなことが見えてくるような気がするのです

 

 

まず、

犬がもともと好きだということが

大前提なのですが

犬を撫でるとき

犬が体を預けてくるとき

オキシトシン(幸せホルモン)

βエンドルフィン(脳内モルヒネ)

ドパミン(快楽ホルモン)が出ます

 

なんか気持ちが安らぐ

そして眠れるようになった

 

ここがスタート

 

断薬の禁断症状で七転八倒のあいだも

犬を撫でることで

なんとか乗り切れた

フラワーエッセンスの力も借りた

 

第一関門突破

 

フラワーエッセンスを調べるうちに

ホメオパシーに興味を持って

半信半疑、面白半分に試す

 

便秘が治る

 

↑これ、いま思うと

すごい重要なキーなのです

 

物心ついたころからの便秘で

薬を飲まずにするりと出たことはなく

ありとあらゆることを実践しており

当然、日々の食事も

「これ食べててなんで詰まるの?」

というほどのもの

 

ホメオパシーのレメディもこのときは

半信半疑、遊び半分で使っているので

便秘には効くまい

と全く期待していないので

便秘のためのレメディは使いませんでした

 

なのに治った

 

あとで調べてみると

頭痛、風邪っぽい、生理がしんどい

などに使ったレメディに

便秘の症状もあったので

カラダってすごい!症状って凄い!

とホメオパシーにのめり込むきっかけになったのですが

入学後、周囲に聞いてみると

そんな簡単に治ったケースはむしろ稀

 

ずっと、

「食べ物がしっかりしてたからに違いない」

と、半ば鼻の孔を膨らませながら

思っていたのですが

ひょっとして…!?

と思ったのは

 

二コラが一緒に暮らすようになり

腸内細菌叢が変わった?

ということ

 

それまでの家族に

異種の動物が加わることで

家の中の細菌の種類はぐんと増えます

 

生後54日目でうちに来た二コラは

来た時から快食快眠快便ちゃんで

おさんぼデビュー前は

とうぜん家の中でうんちします

 

影響受けないわけはない

 

免疫寛容を育てる腸内細菌叢は

犬、馬、牛のいる暮らしで

より健康なものになるらしく

身近にこれらの動物がいるのといないのとでは

アトピーや喘息などのアレルギー疾患の発症率に

大きな差があるともいいます

 

大人になれば

そうそう腸内細菌叢は変化しない

とも言われ

大便移植も人によっては効果が薄いとか

否定的な意見も無くはないのですが

可愛らしい仔犬とちゅっちゅしてて

微生物のやりとりが発生しないわけはないですよね

 

そして、それが

来るべきタイミングで来るのを

腸が待っていたとしたら…

 

腸内で腸内細菌叢が作り出す

 神経伝達物質の材料と

神経伝達物質が賛成される刺激

 

このふたつが噛み合ったら

外から入ってきたものも

より定着しやすいのではなかろうかとね

 

犬がもたらす心地よい刺激で

セロトニンなど分泌が増える

 

セロトニンなどを作る材料を供給する菌が

腸内で活性化する

 

鶏が先かたまごが先かのループができれば

しめたものです

 

 

というように

皮膚など五感への刺激

脳内の神経伝達物質の分泌量

腸内細菌叢

はココロの状態にも

当然カラダの状態にも

深く結びついていて

どれひとつないがしろにはできません

 

 

腸内細菌叢は

食べ物にも大きく影響うけるので

合成の保存料の入ったものは避け

発酵食品をなるべく多くとり

腸内細菌の棲家であり栄養になる食物繊維をたくさん摂る

この3つが基本です

 

大量生産の加工食品は避ける

しょうゆやみそ、みりんなどの調味料は良質なものを

納豆やヨーグルト、ぬか漬けなども活用

海藻、葉物、根菜、きのこ類はもちろんですが

ナッツ、シード類も

そして穀物はなるべく未精製のものを

 

たったこれだけで

かなりリッチな食事ができますよね

ここにお魚や、たまにお肉入れば十分じゃないですか

 

 

そんな食事をしていたにも関わらず

頑固な便秘だったわたしに欠けていたのは

「受け流す」ことができる腸内細菌のバランス

であり

「受け流す」ことのできる思考

 

 

そんなわけで

腸内細菌叢が「受け流す」モードに入れば

思考や意識もつられるように

「受け流す」ができるようになり

便秘が治ったら

あらゆることが好転し始めたのです

 

わたしの場合

 

 

すべての不調は

  • 過剰
  • 不足
  • 滞り

の組み合わせで起きるものです

 

何かを食べ過ぎで

何かが不足する

 

運動し過ぎで

ケアや休息が不足する

 

運動不足、ケアや休息の不足で

流れが滞る

 

というように

意識や思考レベルでも

 

怒りにとらわれ過ぎて

喜び(ゆるし)が不足する

 

悲しみにとらわれ過ぎて

楽しみが不足する

 

過去(未来)にとらわれ過ぎて

今を味わえない(流れに乗れない)

 

 

という状態になるのです

 

 

カラダの免疫システムは

私たちのカラダ単体で完結するのではなく

腸内細菌叢

そして粘膜や皮膚に住み着いているものたち

さらには病原菌といわれるものの力をときには借りることで

運営されているのは前に述べた通り

 

ココロの免疫も

意識や精神、思考だけの問題ではなく

腸内細菌叢の影響を大いに受け

とりわけ「皮膚」という最大の感覚器官との関係は深く

だからこそ

どんな環境に身を置くか

で整ったり、損なわれたりするのです

 

 

直線的人工物のあまりない田舎は

動物、植物、菌、細菌の多様性が半端ないです

 

 

 

空気のキレイな田舎に行くと

お通じがよくなる(たくさん出る)

という人、

けっこういるはずです

 

 

キレイな空気とは

排気ガスなどの有害物質をあまり含まない空気を指す

と思うのですが

それと同時に

多様な微生物を含む空気

でもあるのかもしれません

 

 

ココロの免疫

=弾力性、受け流す力が

腸内細菌叢の影響を受けているのだとしたら

食べ物は大切

空気も大切

皮膚への刺激も大切

 

 

境界線はない

敵はいない

 

 

そんな意識への扉を開いてくれるのも

 

 

(妄想レベルの話なので

突っ込みはなしでお願いしますm(__)m)

 

 

今だからはっきり言えますが

生きるとは

飯食って、糞して、寝る

 

快食、快便、快眠

であれば

ただそれだけで充分ハッピーなのです

 

 

ひろの拝