これ、何だと思われますか?
なんとビニール傘。正確には、ビニールで作った傘。
もしかしたらこれが「元祖」ビニール傘かも。
ビニール傘といえば、フツーこんな感じですよね。
(上野のコンビニで購入したお気に入りパンダのビニ傘)
ところが「元祖」の方は柄が竹です。スゴイ!
そしてちゃんとストッパーもついている。
骨組みもしっかり。完全手造りです。
この元祖ビニ傘、
1970年代から韓国旅行していたという方にいただいたもの。
その当時、韓国では、雨が降ると町でこういう手造り傘を売っていたそうです。それも二束三文で。
使っているビニールは、多分ゴミ袋とかを分解したのだと思うけど、端をきちんと熱処理していたりして、すごく良く出来てる。
もったいなーい!今みるとかなりおしゃれで、とても捨てられません。
このアイディア、いいじゃぁないですか!
豊かになった今の韓国の姿からは想像できないですね。。。
そういえば、傘を売る人といえば、
インドネシアの傘小僧(傘少年)。
雨が降るとビルの前に現れる貧しい少年たち。
「ぱゆーん、ぱゆーん(傘という意味)」と、一本しかない自分の傘を差し出す。
借りる人は少年にわずかなお金を渡します。
少年はずぶ濡れになりながら後を付いてくる。
でも、彼らがずぶ濡れになることをかわいそうがってはいけません。傘を借りてあげないと、彼らの収入にならないのです。複雑な心境でした。
インドネシアの傘小僧、今もいるのかな?と思って検索してみたら
いました、いました。(→こちらのブログで)
インドネシアも経済が急成長しています。この傘小僧も近い将来いなくなることでしょう。
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