●全羅北道 扶安郡(ブアングン)の鰕島(ハソム)です。
「ハソム」の「ハ」は「蝦」。海老のような形をしているのが名前の由来という説も。エビのようというよりはエビフライのような気も。
島は宗教団体「円仏教」所有で一般の人の立ち入りは禁止されていますが、教徒同伴なら上陸可。静かで美しい砂浜があるそうですよ。
潮が引くと、「ハソム」は対岸の故沙浦(ゴサポ)海水浴場と陸続きにつながります。モーゼの奇跡がここにも。
島と海岸は2キロほど離れているのですが、上の写真を見ると完全には海割れをしていなくてもかなり遠浅なのがわかりますね。皆様一心不乱に潮干狩りを。
ここに写っている潮干狩りの光景、4月から見られない風景となりました。なぜなら蝦島周囲の「ハソム干潟」が生態系保護のため韓国初の「生物採取制限区域」に指定されたから。
蝦島周辺の干潟は「辺山半島国立公園」の中にあって、繁殖のため渡ってくる貴重な渡り鳥たちの餌場であり、珍しくなってしまった干潟生物の重要な棲み家です。
日本の干潟は壊滅的に少なくなってしまいましたが、韓国の干潟もすごい勢いで少なくなる中、環境保全活動が行われるのはとてもうれしいニュース。(ニュースソース:政策ニュース)
さて、「ハソム」への行き方です。まずは扶安バスターミナルを目指します。扶安への行き方はこちらの過去記事をご参照。
扶安バスターミナル(부안버스터미널)からは格浦(キョッポ・격포)行きのマウルバスに乗り故紗浦海水浴場(ゴサポヘスヨッチャン・고사포해수역장)で下車。所要時間50~60分。料金1300W(2014年8月現在)。
時刻表はしっかりしたものが扶安郡(ブアングン)のサイト「農漁村バス」のページにありますが、原本エクセル。ダウンロードしてみてもよくわからないです。解析できそうな方は挑戦してみて。とりあえずターミナルに行って窓口で聞くのが一番かと。市外バスからマウルバスへの乗り換えは一ヶ所でできるのでそれは便利。
自力で行くのが不安な方はこちらのお方にお願いするのが吉。海割れの時間は前記事でもご紹介した韓国国立海洋調査院のサイトhttp://www.khoa.go.kr/で前もって調べましょう。
近くには夕日の名所、松島(ソルソム)もあるのでこちらもついでに見学するのがおすすめ。ソルソムの過去記事も合わせてどうぞ。
蝦島(ハソム・하섬)
全羅北道扶安郡馬浦里蝦島
전라북도 부안군 마포리 하섬
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