どーん!俺が描いた怪物っすね
紙にボールペンで描いてます
長文を書きたい時にこのブログというスペースを使う事にします
しばらく間が空いたけど、今回は昔話ではなく、いや、まあ昔話に近いんだけど、俺が描いてる怪物の絵は、何に影響されたのか、それを最近自分で分析し始めまして、
そのお話です!
さて、これはおもしろい記事になるのだろうか!
それはきっと読む人が俺についてどれ程まで興味があるかによるので、任せますねー
でもね、よく音楽アーティストのインタビューとかで、影響を受けた音楽や好きな音楽、音楽を始めたきっかけとか話すじゃん、あれ、興味のないアーティストのってさ、くっそつまんないし、どうでもいいんだけどさ、たまたま何かで目に入った時に、あれ、この人意外にこういうの聴いてんだーとか、今の音楽からは想像もつかないバックグラウンドが!とか、そういった感動の経験ってない?
そういった感動も待ってるかもしれないって思って、まあ読んでくださいな、待ってないかもしれない
長いからテキトーなタイミングで終えてください、すげー長いから
影響というものは、もちろん身近な人から得る確率が高いもので
俺も恐らくは両親からの影響も濃く反映されている
お父さんは知識豊富で歴史の先生を目指していた時期があって今もずっと歴史が好きで、専門家かよってくらいに詳しい
俺は積極的には歴史に興味を示さず、自発的に調べたりはしないし、学校の授業は寝てるだけで成績はよくなかったけれど、お父さんがたまに語る教科書に載ってなさそうなマニアックな話がおもしろくてよく聞いていた
ちなみに一番下の妹がやたらと歴史に詳しくなっている
俺ではなくその妹がお父さんの後を継いだっぽい
実家は本の山である、この「本の山」というフレーズを多用する
なぜならいろんな種類の本がありまして
歴史の参考書が大量にあるのも、その山の一角にすぎない
かなり処分して減ったらしいけれど、それでもクローゼット開けても押し入れを開けても、全部本!だから、やっぱり実家は本の山ですよ
お母さんは野生動物のようでお父さんと正反対な印象の人で、獣医を目指していた時期があって生物学や医学に詳しい、はず、たぶん、あんまり直接的に知識を語らない人だからわからない
本の山には確かに生物学や医学の本もあって、俺が小学二年の時に初めて蜂に刺された時(しかも同時に五箇所)医学っぽい本を引っ張り出してきた記憶がある
知識をそのままには語らないけど、
その代わり、俺をよく外へ連れて歩き、その辺にいる虫や植物や動物について教えてくれて、特に虫に興味を持った俺は虫の図鑑を持ち歩き、こちらは自発的に調べるようになった
小学校の頃、バッタやカマキリの絵を描いて賞を取ったり
ファーブル昆虫記を読んでいたせいか、自由研究で虫を始めとした身近にいる生物の図鑑を作って賞を取ったり
こりゃどう考えても虫野郎で、そのまんま行ったら生物学者にでもなってたんだろうか
セセリチョウという茶色いチョウチョをご存知だろうか!
いや、ご存知しろ!
よくその辺の花壇にいるチョウチョ
茶色くて模様も地味でガみたいだけど、チョウチョ!
小学生の頃、周りの友達がセセリチョウをガと呼ぶから、チョウチョだって教えたのに聞いてくれなくて、喧嘩になったのを思い出す
だから、ご存知しろ!
かわいいよ、セセリチョウ、かわいい
な!!!
お父さんが釣りが好きだからよく一緒に行ってて、そっから魚とか水棲生物が好きになって、魚図鑑を持ち歩いたりもした
入院した時も魚図鑑だけ持ってってた
で、虫や魚が好きで、怪物の絵を描くようになった、というわけではないんだ、やっと怪物の話に戻ってきたか、しかし要素がまだ足りない
たぶんそのままでは、既存の生物をスケッチするに留まっていたと思う
両親は息子から見ても真逆なタイプに見えるんだけど、この歴史好きと生物好きの二人が共感するモノがありまして、
なんだと思いますか!
古代生物?おしい
それだと生物寄りすぎる
じゃあ、なんですか!
それは!
神話!
二人とも神話及びそこに登場する悪魔や天使や怪物に詳しかった
そっから派生したファンタジーも好きで
本の山にはファンタジーやダークファンタジーやSFの小説や漫画もたくさんあった
いくつか読んだけど、なんて人が書いたなんて本なのか思い出せない、いっぱいありすぎて
俺の前やってた、それ以染にってバンドのファンタジーっぽさや神秘的な曲調もきっとこの山から得たのかしらね、ラグナロクって曲のタイトルあるけど、北欧神話の最終決戦の名称だし
二人とも、世界中の神話をごちゃ混ぜにした暗いRPGの代表的なシリーズ、女神転生シリーズが好きで夜な夜なファミコンやスーファミをしてて、小さい頃はそのグラフィックやストーリーが怖くて嫌だったのに、虫や魚を好きになったように、もっと知りたいという気持ちが出てきて、だんだん興味を持っていった
ファンタジーに浸かってきた俺は、夜中に耳をすますと聞こえるいろんな音が全てあの気持ち悪い怪物たちの鳴き声や足音に聞こえてきて、怖くなったりした
そんな俺が本の山の中で見つけたラッキーアイテムは、女神転生シリーズの悪魔や天使や怪物たちがリアルで気持ち悪いイラストで描かれてる本
気に入ってまた持ち歩き始めた(すぐ無くしてしまって悲しい)
今はこのシリーズも現代風にツヤツヤしたイラストになっているけど、当時は渋くて渋くて
こないだ、Tシャツをプリントしてもらった工房の光さんとも話したけど、昔のファミコンやスーファミ初期のこの手のちょっと怖いゲームってイラストやグラフィックが渋かった
今は神話とかが絡んでくるファンタジーなゲームや漫画やアニメとかも含めて、なんかツヤツヤしちゃって、爽やかになって、女性キャラや女性っぽい悪魔天使怪物は肌の露出がやけに多くて、媚びてる感じしかしない
俺が感じた当時の恐怖や得体の知れないものへの興味は、そんな人間相手に媚びてます的なイラストじゃあ、惹かれなかっただろうな、マジでなんなの、って思うわ、得体が知れてるわそんなん
ポケモンブームが来てポケモンの絵を描いたり、ポケモンっぽいモンスターの絵を描いたりした
で、そのうちデジモンブームも来た
その初期のデジモンのイラストの描き方が、虫や魚を観察し悪魔天使に興味があった俺にとってはポケモンよりもモンスターだったのでした!
怪物だったのでした!
どこがって、ここやで!
わかりますか!
二頭身でポップにかわいく子供向けに描いたように見えるが、
血管が浮き出てるし、筋肉が表現されてるし、歯茎まで描いてあるし、ヨダレ出てるし、傷だらけだし、汚れてるし、影の付け方が暗いとこが極端に真っ黒で迫力と闇がある!
もうグランジですわ!!!
シロッコでグランジっぽい曲をやってんのもきっとこういったリアリズムへの興味や憧れからですね
こっちの方がポケモンより怪物っぽいよね!
そして小学生ながら、子供向けにしては気持ち悪くないこれ?と思って衝撃的だった
そっからは、あの女神転生シリーズに近づいていっただけって気がする、思い返すとね
遊戯王のカードゲームが流行り、なんかイラストにリアリズムを感じないなーと思ってたところで、マジック・ザ・ギャザリングのカードゲームが周りで流行り出した
もうこのイラストというか、絵画かというか、最強だった!!
しかも画家がカードによって違うから画風の楽しみもあって最高でした
ほんと最高
実家でかつて使ってたカードたち探してみようかな、テキトーに画像検索したの載っけたけどもっと最高なのがいっぱいあってだな、最高なんすよ、絵柄が非常に贅沢なカードゲームですよ
そんで、リアルにいそうな怪物!ってのに近づけたくて、描き方に影響を受けたのが、たぶんなんだけど、冨樫義博だと思う
よく影響されてそう!って言われるし、ハンターハンターの絵をじっくり見てきたもんで
影の付け方なのか、たまに出てくる奇形な生き物や人間からか、よく言われる、確かにって思った
ブリューゲルやルドンに影響受けたでしょ!とも言われるけど、それらは確かに好きで美術館に観に行ったりはしてたけど、知る前の段階でそういった怪物の絵が好きだったから、影響は別に受けてないんです
宗教画もシュルレアリスムも観に行ってたけど、デュシャンの思想やクレーの記号っぽい絵や色彩の方が好きだから、ブリューゲルやルドンを憧れの対象ってほど掲げてもない、好きだけどね、そういう絵好きならクビーンの絵もおすすめですよー、きもいよー
ずっとたぶん女神転生シリーズやファンタジーな本の挿絵みたいなのを描きたいなーってのがベースにあって、憧れの画家はハッキリとはいないのかもしれぬ
そして、虫や魚が好きだから、人間っぽい悪魔や天使よりも怪物らしい怪物を描くんです
長い記事をここまで読んだあなたはさぞや俺に興味をお持ちであろう!
そうであってほしい!
怪物Tシャツがな、¥3000でな
怪物缶バッヂが、¥300なわけですよ!
買いに来てね!弾き語りの時も売るんで!
弾き語りの物販席で勝手に展示してるんで実質全日展示
九月一覧!
9/17代々木Barbara 弾語
9/19東高円寺UFOclub 弾語
9/20西永福JAM 弾語
9/21新宿wild side Tokyo 物販席で展示
9/27新宿Anti knockエアプールジャンクスライブ中に展示
9/29恵比寿BAR voices 弾語と展示
では!アレイスタークローリーの生まれ変わり(誕生日が一緒)の俺は魔界に戻る!
また人間界で!!