元気をおくるアロマ隊「手当ての輪」応援

元気をおくるアロマ隊「手当ての輪」応援

元気をおくるアロマ隊「手当ての輪」グループの活動を報告します!


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東日本大震災から6年がたとうとしています。

元気を送るアロマ隊「手当ての輪」の活動も6年がたとうとしています。

 

ブログは更新していませんでしたが、福島県いわき市の、広野町の方々が避難する仮設住宅を訪ね、集会所でマッサージのボランティアを行う・・・という活動は続けてまいりました。

 

しかし3月末で福島県内の仮設住宅は取り壊されます。

 

今月中にみなさん仮設住宅を引き払って広野町に帰還し復興住宅等に入居されるか、別の場所で自主避難をすることになるそうです。ちなみに自主避難者の支援は打ち切られます。

 

手当ての輪も、今後は広野町に訪問し、アロマボランティアだけではなく、広野町の方々と交流することにも重きをおいて活動を続けていきたいと考えています。

 

私たち「手当ての輪」の良さは「ゆるさ」。横のつながりはもちろん、縦=被災地とのつながりも、ゆる~くつながってきました。だから続いたのでしょう、6年も。それはこれからも変わりません。

 

3月15日は、仮設住宅で行う最後のアロマボランティア。

活動の拠点だった場所を、見届けてまいります。

 

下は2017年1月25日の活動の様子です。

 

 

2014年5月28日、福島県いわき市にある広野町の仮設住宅へアロマボランティアにうかがいました。

アロマボランティアも4年目に入ったんですねドキドキ

今年からコープなどの助成金が無くなったため、1ヶ月半~2ヶ月に一度の割合でうかがうことにしています。

今回は、以前調査に協力した「わたしの一本草」が本本にまとまったため、調査協力いただいた方々べーっだ!に本を手渡し。






「わたしの一本草」は、地域に伝わる、家に伝わってきた、《暮らしのなかの黄色い花薬草クローバーの利用法》を、インタビュー形式で読みやすくまとめたものです。

震災で貴重な記憶がなくならないようにしたい…との思いから、今回の宮城福島編からスタートしました。

私たち手当ての輪では、いつもうかがう福島県いわき市にある広野町の仮設住宅の皆さんへの聞き取り調査メガネやアンケートメモ、気仙沼大島の方々の紹介ニコニコや、写真提供カメラ、校正合格などでお手伝いしています。





取材協力いただいた広野町の陽子さんは、手渡ししたら、

「ありゃぁ、もう出来上がったのけ!?  はええなあ。たまげたわ。写真のってるのか?いんやあ、恥ずかしいっぺなにひひ

と、照れながらおっしゃり、笑顔で受け取ってくれました。

博隆さんは開口一番、

「ありゃぁ名前ちがってんぞぉ~ビックリマーク

やってしまいましたハートブレイク   名字の漢字が間違えているとのこと。幸い再版になったので、第2版で修正させていただきます。博隆さんごめんなさいあせる




今回のアロマボランティアは、人数が4人と少なかったのですが、イベントと重なったため広野町の方々のほうもいらっしゃる方が少なくて、カメのんびりヒヨコ和やかな雰囲気のなか行うことができました。












いつもの差し入れナイフとフォークも幸せな味恋の矢  これ食べに来ているといっても過言ではないくらい…。

マッサージやトリートメントのお礼にと、私たちのために作ってきてくださるお新香やおかずは、特別なものなんですドキドキ



















もうすぐ七夕星ですね。これは去年から集会所に飾られているもの。仮設住宅に暮らす方々は、今年はどのような願いを短冊に込めるのでしょうか……流れ星




「年寄りばかりだからね、どんどん亡くなっていくんだわ」

私たちの受け入れに際してなにかと気を使ってくださり、アクリルたわしいちごの取りまとめをしてくださっているしょうこさんのつぶやきしょぼんが耳に残りました。










このかわいい子はみいちゃんといいます。ちょっと画像処理をかけましたけれどかわいさはじゅうぶん伝わると思います。

私たち手当ての輪がみいちゃんと出会ったのは、震災直後。



福島県広野町や富岡町、川内村などの方々が原発事故からの緊急避難をしてきた埼玉県三郷市の体育館です。

そのときはまだ赤ちゃんでした。





2014年3月26日、震災から3年目となる節目の月のアロマボランティア。いつもの福島県いわき市にある、広野町の方々が避難する仮設住宅です。

その節目のタイミングで1年ぶりにみいちゃんと会い、成長に驚くとともに、時間の経過を感じずにはいられませんでした。






原発事故がいつ、どのように終息するのか見えないままの避難。

広野町は帰村宣言が出てはいますが、帰る人は多くはありません。

平日昼間に訪問していることもあって、仮設住宅は時間が止まっているようにすら感じることがあります。






私たちが行かなくてもよくなることが私たちの活動の目標なのかもしれません。

それがいつなのかはわかりません。わかるまで私たちの活動は続いていくのでしょう。








さ、今回の差し入れはこれ。も、めっちゃうまでした!マカロニサラダにポテトが入っていておいしい~。抱えて食べたいくらい…。






アロマで繋ごうプロジェクトから預かったキャンドルもお渡ししましたよ。





私たちが活動を続けることで、震災を風化させないことにも繋がっているんですよね、きっと。

柳原愛さん、冨田絵里子さん、坂上里子さん、お疲れさまでしたー。


。。。。。。。。。。

斉藤京子さんのブログにも震災3年目にあたっての今回の活動のことが書かれています。

http://s.ameblo.jp/inochinomori/entry-11805362723.html








2014年2月26日、福島県いわき市の広野町の方々が避難する仮設住宅にアロマボランティアにうかがいました。

私たちがいわき市中央台にあるこの仮設住宅に行きはじめて、約2年半になります。

その間、いろいろなことがありましたが、いちばん大きい出来事は「I am 愛編むプロジェクト」の発足です。

愛編む~は、アロマセラピストの斉藤京子さんが取りまとめる形で、被災地の方々にアクリルたわしを編んでいただき支援とするもので、この広野町の仮設住宅の方々のほか、気仙沼の仮設住宅の方々に編んでいただいています。

多くの方の応援によってたくさんの方に購入いただき、なかでもTHE BODY SHOP やGPクリエイツには、たくさんの注文をいただきました。

2013年春と2014年春、全国のBODY SHOPでオーガニックコットンで編んだ桜のフェイシャルたわしが販売されています。




先ほど、いろいろなあった…と、記しましたが、悲しい出来事もありました。

あえて掲載します。上の写真は、昨年の桜フェイシャルたわし時に、BODYSHOPのチラシ用に掲載した写真の一部です。

愛編む~の編み手のお一人で、広野町の方です。昨春亡くなられました。


今回の訪問で、アロママッサージを受けに来られたダンナさんに写真をお見せしました。

その時の様子を斉藤京子さんが教えてくれたので引用します。(今回このブログを記している浅野がいかれなかったので…)

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今日Yさんのご主人が来て

亡くなった奥さんが昨年の愛アムの写真にのっていたのをはじめて知りました

この写真を見て

やっぱり可愛い~な
うちの母ちゃん

といい、半泣きで

今日来てよかった

と携帯電話の壁紙にして帰りました。

はるみさんがそっと、Yさんのご主人にお弁当を差し出すと、照れながら帰りました。

今は独りになった部屋に今日は嬉しい気持ちだよ

と、私たちまで泣きそうでした。

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上のお弁当は、広野町の行政相談員で、仮設住宅の方々へのカフェのボランティアをしている晴美さんが、私たちのために作ってきてくれたお弁当。

Yさんにも差し上げたのですね…。久しぶりの手作りご飯だったのかもしれません。







私たち「手当ての輪」と、私たちも参加する「元気をおくるアロマ隊」では、自然療法機構が行っている、地域に残る民間療法の調査(一本草プロジェクト)に協力しています。

当ブログ担当の私は今回こちらの調査に同行しました。

前回調査でいろいろな人からいろいろな話を聞きましたが、最終的にこの仮設住宅から4人の方に詳しくお話をうかがうことになりました。

その4人のうちの一人が、さきほどのYさんのダンナさんだったんです。

ウマブンズとわれる実をお酢に浸けたビンを持って来てくれました。





浸けたのは亡くなった奥さんだったかも…? そんなことを思いながら調査と撮影をさせていただきました。

ちなみに一本草プロジェクト、宮城・福島編がまもなく冊子となって発行されます。

また別の機会にご案内させていただきますね。


Android携帯からの投稿





2014年1月15日、今年のスタートとなるアロマボランティアにいってまいりました。

今回は、フェイシャルや整体をするスタッフも参加。

お顔ツルピカになって、腰や足もかなり楽になっていただけたようです。






「この味に憧れていたー!」

お昼時、仮設住宅に暮らす方々からの差し入れのお新香を食べ、スタッフの一人が嬉しそうに言いました

いつもブログで紹介されているのを見て、一度食べてみたかったそうです。

あたたかい味なんですようホント。感激が伝わってきました。






「トマト持ってけ」と、私たちへのお土産を渡そうとするとき、「福島の野菜じゃ食べねえか?」と、聞かれました。

「そんなこと全然気にしませんよー!いただきます~」と、返したのですが、そんなふうに言わなければならない福島の人たちの気持ちを思うと、胸が痛みました。




あ、ちょっと湿っぽくなっちゃったですね。外、雪だったし?

広野の人たちは、いつもとっても明るくて楽しい人たちばかり。

ニュースなどでは伝わらないでしょうけど、暗いイメージはないんですよ。


今年も、これからも。田舎に帰るような気持ちで続けていきたいと思います。
「元気をおくるアロマ隊」、アロマ隊にも参加する「手当ての輪」は、東日本大震災の被災地で生産された気仙沼大島の椿オイルを支援してきました。

支援のきっかけとなったのは、同じく椿オイルを生産する伊豆大島が、気仙沼大島を支援したことから…。







その伊豆大島が2013年夏の台風で被災してしまいました。

恩返しのためもあって、気仙沼大島が、伊豆大島のために義援金を募ることに。

元気をおくるアロマ隊もそれに連動してチャリティハンドトリートメントを行って、寄付をしようということになったのです。








写真はその時の様子。

今回は、

オークヴィレッジ自由が丘ショールーム

積雲画廊(原宿)

が趣旨をご理解くださり、無償で場所を提供してくださいました。


原宿の積雲画廊で場所を提供いただくのは2度目。

前回は2012年1月、気仙沼大島への支援でした。







また、定期的に気仙フェアを行っている、

しもきた商店街/下北沢大学実行委員会

から声をかけていただき、ブースを出店させていただきました。

下北沢北口の駅前とあってすごい人で驚き!

(@_@)そのときの様子は前回blogに記していますー。

和のYuica (ユイカ)からは、ハンドトリートメントに使う精油を無償でご提供いただきました。







原宿の積雲画廊では、写真家の市川勝弘さんによる写真展「日常」と、スマイルプロジェクトも共催しました。

「日常」の写真は、市川さんの奥さんの実家=日本の農家や農村の何気ない風景写真です。

でもその場所は、福島県楢葉町。

原発事故によって立入禁止になってしまった場所です。








写真に切り取られた美しい風景や何気ない日常は、いまや失われてしまいました。

原発事故から学ぶべきことを、静かに静かに訴えます。

スマイルプロジェクトは、支援してくださった方を市川さんが撮影。その場でプリントアウトした自分の写真に被災地へのメッセージを書き込んでもらうというものです。

今回は、市川さんからの支援として、チャリティ支援をしてくださった方やスタッフにプリントアウトをお持ち帰りいただきました。







アロマ隊事務局とも密に連絡を取り合いながら行った今回のチャリティ、報告が遅くなってしまいましたが、あらためて協力くださった方々、参加くださったボランティアの方々に感謝します。

ワンコインハンドトリートメントと気仙沼大島椿オイルの売り上げの一部、それに善意の寄付によって、

88,800円!

の支援金が集まりました。







冒頭の写真は、気仙沼大島の椿オイル生産者の小野寺栄喜さんに、私たちの支援金と目録を手渡すところです。

小野寺さんへは朝日新聞やNHK、地元のマスコミなどからも取材が入ったんですよ。



以下に目録の内容を記します。



元気をおくるアロマ隊 伊豆大島への支援 目録

◎ワンコインハンドトリートメントによる支援

11月3日4日 気仙フェア(下北沢)
飯田根見子
大久保麻里子
中林里花
福嶋ゆりい
川端浩湖
磯崎由美
福本和泉
坂上里子

11月21日22日 オークヴィレッジショールーム(自由が丘)
磯崎由美
塚田由紀子
橋元桂子
吉谷あき子
斉藤京子

12月28日29日 積雲画廊(原宿)
坂上里子
山本千鶴子
磯崎由美
金井明美
森 聖子
畑山亜由美
飯田根見子
中林里花
斉藤京子
佐久間晴美

◎個人支援(寄付)
サロンあろまほら
鈴木賀葉
大橋幸恵
柳原 愛
※その他アクリルたわし等の売り上げを含みます。

◎運営
守内尚子(元気をおくるアロマ隊事務局)
浅野里香(気仙沼大島椿を育てる会)

◎協力
市川勝弘(写真家)
元気をおくるアロマ隊
オークヴィレッジ自由が丘ショールーム
積雲画廊

支援金合計 88,800円

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こうして記すと、あらためてたくさんの人の心をいただいたんだなあと思います。みなさま、愛をありがとうございました。