addu mamma
ニョッコ・フリット
エンリコシェフ渾身の揚げたての熱々を割って
ストラッキーノチーズと
生ハムを挟んでいただきます
この組み合わせ、最強
絶品リコッタチーズをいただいてから10日ぶりの訪問
本日は、めちゃくちゃ新鮮なストラッキーノが入るよ~との事前告知に釣られて訪問です
ストラッキーノは、ロンバルディア州辺りの山の放牧地で夏を過ごした後に麓へ下りてきたばかりの疲れた(方言で“ストラック”)牛のミルクから作ったら美味しいチーズが出来たことが発祥で、元々は製造方法の名称
疲れさせると脂肪分の高い良いミルクが出るからなんだそう(牛さん大迷惑)
例えば、ゴルゴンゾーラ村のストラッキーノに青かびが生えちゃって、でも食べてみたら美味かったのが、ストラッキーノ・ディ・ゴルゴンゾーラ(stracchino di Gorgonzola)=ゴルゴンゾーラチーズ
本日は、ヴェネト州のヴァッキーノ(vacchino)すなわち牛の乳から作られたストラッキーノ(stracchino)からスタートです
ストラッキーノチーズ
そんなストラッキーノのお供はこちら
エミリア=ロマーニャ州の名物揚げパン トルタ・フリッタ(Torta fritta)がモデナではニョッコ・フリット
ちなみにボローニャではクレシェンティーネ(crescentine)と呼ばれるそう
この組み合わせ、最強
addu mammaでいただく鮮度が命のパスタフィラータタイプのチーズは、どれも、ここでしか味わうことが出来ないOnly1
ほらね、こんなのがいただけるんなら通っちゃうでしょ
もちろん、addu mammaはチーズだけではありません
トスカーナ風 黒キャベツのショートパスタ
パスタは嬉しいもっちもちのリガトーニ
キャベツ以外にちょっと歯応えを感じると思ったら、胡桃が刻んでありました
バジルソースなら松の実にいくところ、黒キャベツソースに松の実ではボケるってことで…ん~、芸が細かい
再びチーズ
水牛のモッツァレラとマスカルポーネのリゾット
最初に鼻に届く香りがミルク
そして、口に含んでもミルク
同席した友人が「そうだ、チーズって牛乳から作るんだ」と改めて思い出したってくらいミルク
新鮮なマスカルポーネで作られたリゾットの美味しさは格別
コクがあるけどさっぱり、そしてほんのり甘いマスカルポーネに酸味を感じるモッツァレラの絶妙なコンビネーション
普段食べているチーズリゾット(=パルミジャーノレッジャーノ)とは全くの別物です
沖縄県産 豚肉のスカロッピーネ
お好みのソースで
ソースはレモン、トマト、マルサラから選べますが、ここはやっぱりレモンでしょう
めっちゃ柔らかい沖縄県産豚肉に酸味が効いたソースで、お腹いっぱいでもするりと入ります
そして別腹
dólceが得意なエンリコシェフが作った自信作を食べてみてと友里恵ママ
そこまで言われて食べないわけにはまいりません
3種のチョコのケーキ
こういったケーキに有り勝ちな凝りすぎてバランスを失うようなことは一切なし
一層ずつ丁寧に積み上げた3種のチョコレートがそれぞれ個性を主張しつつ見事に合体こんなチョコレートケーキを待っていました
さて、もちろん、また来ますネ