様々な必需品に含まれる界面活性剤や防腐剤について① | コームオフとvaRta

コームオフとvaRta

名古屋市北区若葉通のヘアーサロン
個性豊かなスタッフの徒然ブログ。
時には熱く!時にはゆるく~。
公式HP http://www.ten-half.com



最近はネットや雑誌などのメディアからや噂話まで…
色々な生活必需品や便利な物に囲まれて生きている我々が、界面活性剤や防腐剤についてのリスクを耳にするようになって随分と経ちましたが…

”防腐剤やパラベンは良くない…”
とざっくりした情報だけでどう良くないのか訳もわからず恐れるしかなく、しかしそれらを避けては生きづらい私達の生活。

大量に安く、我々に必要とされる製品の為に利用されてきた  それら  は…
食べ物はもちろん商品によってはシャンプーや化粧品などにも配合されています。

”何が、どれ位入り、どの様に使用すると…良くないのか…”

回を重ねながら、正しく理解しゆっくり考え正しく恐れて正しく付き合うきっかけにしていただけたら幸いです。


 今回は配合量が多いと刺激が強いと言われる界面活性剤や防腐剤の名称と影響…
歯磨き剤シャンプー剤洗剤等に場合によっては飲料水や食品に含まれる成分を参考書代わりに  やたらめったら ご紹介します。

※ラウリル・ラウレス硫酸系活性剤
※スルホン酸系活性剤
 目的… 油汚れ除去と発泡剤として。
 影響…脱脂力がかなり強い  皮膚や髪や舌への障害(タンパク変性や溶解)
 原材料…石油もしくはヤシ油などを水酸化ナトリウムを加え電気分解

※…メチコン
目的…滑り感やしっとり感
影響…シリコン系はさほど悪さはしないと言われているが、蒸発浮遊し呼吸器に影響ある との報告も。また毛髪内部に”溜まる”と長期的には悪影響。
原材料…鉱物

※PG(プロピレングリコール)
 目的…保湿剤、湿潤剤、防腐剤、浸透剤
 影響…肝機能腎機能低下や婦人病やガンリスク増加
 原材料…石油やリンゴ、とうもろこし

※パラベン(パラジクロロベンゼン)
※安息香酸塩
※フェノキシエタノール
※サルチル酸
※ソルビン酸
 目的…食品や化粧品の安定剤 防腐剤として
 影響…皮膚障害、内臓機能障害
(安息香酸…はビタミンCと反応するとベンゼンに変化する事が報告されている
 例、お茶と栄養ドリンクを合わせ飲みすると微量なベンゼンになる可能性あり)
原材料…石油

以上は比較的に  ”良くない” ”危険”と悪者扱いされる 代表的な成分です。使われる量や使い方、他成分との組み合わせ方でリスクが大きく上下します。

原材料が天然か石油かどうか?よりも、どう作っている原料か?…の方が大切なようです。
高温加熱や亜硫酸を使うなど大量に作る為に短時間低コストで作られた成分は危険度が高くなる傾向があります。
 
次回は 優秀とされるシャンプー成分についてお伝えします。

また次回…

コームオフ・力